キャンパスレポート

2017年07月

福山市立福山高等学校との連携事業 第3回「RESUS/GIS体験講座」

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 7月14(金),福山市立福山高等学校との連携事業の第3回目として「RESUS/GIS体験講座」がありました。 最初は本学のキャンパスツアー(大講義室や附属図書館,アリーナ,食堂など),続いて3階情報処理室でRESUS/GIS体験講座を行いました。
 今回は,本学の都市経営学部の学生6人が説明,操作補助を行いました。
 説明役の長田拓馬さんから「まちづくりを考えるのに,何から始めたらいいか」の問いかけでスタートし,色々なデータを集めれば,何が問題なのか,何がわからないのか,何をしないといけないかがはっきりしてくるとの説明がありました。そこで位置や空間を表すデータと人口,面積などの統計データを重なり合わせ情報の分析が行えるシステム(GIS)を体験しながら学んでいきました。
 福山市の産業構造がどうなっているか,福山市立高等学校の周辺の人口構造はどんな傾向にあるかなど画面を操作しながら,地図による小地域分析(j-STAT MAP)の特徴,機能の説明を受けました。
 最後に,太田尚孝教員(本学都市経営学部非常勤講師)から,①統計データを活用し,次にどうするかが重要である ②j-STAT MAPは無料で,自分のパソコンで利用できる ③まち歩きなど現実社会を意識してデータ作成する,などのアドバイスを受けました。
 次回(7月28日)は,福山駅前周辺のまち歩きとワークショップです。

「赤ずきん」を読んで、文学の森で〈迷子〉になろう!!

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 教育研究交流センター「知の深化」第2回公開講座は,『「赤ずきん」を読んで、文学の森で〈迷子〉になろう!!』と題して,山口大学名誉教授 岡光 一浩さん を講師に,文学をテーマとした講演を行いました。
 岡光さんは,言葉で表現できないものを,「文学の言葉」を用いて表現する文学を,様々な角度から「誤読」することが役立つとして,「赤ずきん」を例にして,「文学を読む」とはなにか,についてお話しをいただきました。

〇「誤読」することが役立つとは?
 書かれている表層ではなく,フィクションやファンタジーによって隠されている深層を,想像力を駆使して迷いながら読むことが,自分が求めるものに導かれる。
〇「赤ずきん」をテキストに「文学を読む」とは?
 ・短い時間に文学を語るうえで,多くの人が知っている物語
 ・グリム童話は民衆から聞き取ったものや文献から抜き書きしたものを文学的に整えたものであって忠実な昔話ではないが,身近に感じていただく文学作品である。
〇グリムの「赤ずきん」はドイツ的に書き換えられた童話!
 ・ドイツ的=説明的で理詰めの展開,森の描写などドイツ的な脚色
 ・グリムの赤ずきんは狼に食べられても再び生き返るのもドイツ的
〇 グリム童話集の刊行には政治的・社会的意図があった!
 19世紀初頭のドイツはフランスのナポレオンに支配されていた。
 そうした中,ドイツ民族としての自覚と誇りをもって,国民意識を精神的に高めようとして民謡や昔話などを収集した。

「文学を読む」とは
〇「想像力と読解力と豊かな感性」を駆使して,自分はどう読むかが大事!
〇書かれていることの背後にある感覚や深層を推し量って読むことが文学を楽しむこと。

 岡光さんは,作品の歴史的背景や,物語に宿る作者の想いを解説していただきながら,文学を読むことが心の豊かさにつながることを伝えていただきました。

福山の「ものづくり」を視る・学ぶ/企業見学バスツアーが行われました

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 7月21日(金)の午後、福山市役所・産業振興課のコーディネートにより、福山の「ものづくり」企業である、株式会社キャステム(本社:福山市御幸町)と株式会社シギヤ精機製作所(本社:福山市箕島町)を見学しました。

 株式会社キャステムでは、ロストワックス工法による精密鋳造の現場を見せていただきました。金型にワックス(蝋)を流し込み、このワックスで成形された型にセラミックスをコーティングして蝋を溶かす(ロストワックス)ことで最終の型を造り、これに溶かした金属を流し込む、という、1つ1つが人手により丁寧に造られている工程は「ものづくり」の基本であることを実感しました。
 また、本学・1期生が担当している生産管理についても話を聞かせていただき、国内外の6つの工場の稼働状況の把握や新たな注文に対する生産指示などの職務や、海外の工場とは英語を駆使してマネージメントしているとの様子を聞き、会社に、そして社会に貢献している姿は頼もしく感じました。

 また、シギヤ精機製作所では、円筒研削盤など金属工作機械(機械部品をつくる機械)の製造現場を見学させていただきました。円筒研削盤の土台部分を造る工程では、これを造るための全長30mに及ぶ大型研磨機械の大きさに圧倒されました。お客さまからの注文に応じ、1台1台の研削盤を手作業で組み立てる作業は、とても素早く、また、ものづくりに携わる働き甲斐が窺える職場でした。

 今回のバスツアーでは、日頃、見ることのできない「ものづくり」の現場や、「ものづくり」を支える総務・人事・営業・生産管理などの職場を見させていただくことで、多くの職員の方々の支えにより製品が完成するプロセスを実感することができました。
 最後に、企業見学バスツアーにご協力ご対応いただきました、株式会社キャステム、並びに株式会社シギヤ精機製作所の皆さま、そしてツアーをコーディネートくださった福山市産業振興課に深く感謝申し上げます。

7月10日 広島銀行の方にご講演いただきました

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 都市経営学部1年生対象の必修科目「大学入門ゼミⅠ」は、今年度からカリキュラムを見直し、「大学で学ぶこと」の重要性を理解するところに力を注いでいます。
 また、卒業後の自分をイメージし、どのような大学生活を送るのかを考えてもらうため、社会の第一線で活躍する若手経営者や中堅ビジネスマンの方にご講演いただく機会を設けています。

 この日は広島銀行福山営業本部の三木課長をお招きし、ご自身の小学生時代から現在に至るまでを振り返り、挫折とそれを乗り越えてきたご経験を語っていただきました。
 自分の限界を決めることなくいろいろなことに挑戦しましょう、失敗しても諦めず前を向いて進みましょう、そして、いつの日か銀行の仲間としてあるいは取引先として皆さんに会えることを楽しみにしています、との熱いメッセージを学生たちはそれぞれの心に受け止め、4年後の自分を自分で創りあげるための目標を見つけ始めたようでした。

7月6日 産業創生実践演習の様子を紹介します

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 都市経営学部3年生対象の選択科目「産業創成実践演習」では、昨年度に引き続き今年度も企業における「稼ぐ力」を分析する力と、地域企業に対する知見を習得することを目指しています。そのために、教員と監査法人(コンサルタント担当)によるジョイント講座とし、講義、グループワーク、外部ゲスト(地域企業)へのインタビュー、プレゼンテーションと、変化に富んだ授業形式をとっています。
 この日は、福山市に本社を置く、自販機運営リテイル事業(自販機の運営)と飲料製造事業を主に営む上場企業であるアシードホールディングス株式会社の河本社長をお招きし、事業内容についてお話いただいた後、学生たちからのインタビューに応えていただきました。
 「どこに重点を置いて投資をなさるのですか」「どんな場所に自販機を設置すると利益が出るのでしょうか」「自販機の商品にも地域性があるのですか」など、1つ1つの質問に、それをとりまくこれまでの経緯や背景についても丁寧にお応えいただき、学生たちは経営者の視点の広さに驚きながら熱心に聞き入っていました。
 この後、学生たちはグループごとにインタビューの結果を取りまとめて企業分析を行い、それを発表していく予定です。