キャンパスレポート

ここでは,福山市立大学内の四季折々のイベントやキャンパス内の様子などを,随時ご紹介していきます。

キャンパスレポート

岡山県立笠岡高等学校との高大連携事業

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 本学では,2017年度(平成29年度)から「高大連携事業」として,高校生を対象に,大学が教育施設や教育研究機能・資源などを提供し,大学と高校が連携・協力して取り組む教育活動を実施しています。
 今年度5月から始まった福山市立福山高等学校に続いて今月11月からは,岡山県立笠岡高等学校とも連携事業を実施することとなりました。同校の総合学習の時間に「地域学」と銘打って,生徒の社会参画力を身につけることを目的として,大学教員による出前講座や大学生とのワークショップを高大連携事業として実施しました。
 岡山県立笠岡高等学校1年生200人を対象に,まず,10月26日(木)に,本学の都市経営学部 渡邊一成 教授による出前講座「プレゼンテーション(ポスターセッション)」講習を実施しました。
 続いて,11月16日(木)に都市経営学部 渡邊一成 教授,玉井由樹 准教授と本学4年生のゼミ生25人の大学生も加わり,KJ法演習・グループワークを行いました。
 高校生200人を笠岡の「ゴミ問題」「防災」「文化財」「地域活性化」「財政」「都市計画」「農業」「医療費削減」の8テーマでクラス分けし,各クラス4班で,課題解決に向けたグループワークを行いました。その際には大学生が各クラスに3~4人位置づいて,各班でのグループワークをサポートしました。
 今回の8つのテーマは,高校が笠岡市と意見交換を行う中で確定しました。本学で「都市経営学」を学ぶ大学生は,環境問題,都市計画,都市経営,文化・観光振興,経営・経済といった多様なテーマへの対応が可能で,グループワークでは高校生の主体的な取り組みを促す役割を担いました。
 岡山県立笠岡高等学校の教員の方からは,「日頃おとなしい生徒たちが,大学生の皆さんの協力により,活発に取り組んでいた。」「連携事業を次年度も是非お願いしたい。」との感想をいただきました。

福山市立大学高大連携事業

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 福山市立大学では,福山市立福山高等学校の生徒たちとともに「地元高校生が考える福山駅前再生計画!」をテーマに,今年度5月から大学教員による出前講座や大学生とのワークショップ,福山市立大学でのキャンパスツアー,福山駅前周辺でのまち歩きなどを行なってきました。福山市立大学の大学祭"港輝祭" の初日11月11日(土)に学習成果の最終発表を行いました。
 福山市立福山高等学校2年生23人が5グループに分かれて,駅中エリア,駅前エリア, 駅西エリア,駅東エリア,駅北エリアの5つのエリアについて,調査や研究に基づいた提案発表となっています。また,5つの提案の審査を会場に参加された方全員による投票による方法で行いました。
 発表内容の各グループの主な内容は,駅中エリア「駅改札で琴の音を流して街への期待度アップ」,駅前エリア「地下道を明るくして,フリーマーケットなどを開催」,駅西エリア「買い物客の休憩場所の整備」,駅東エリア「伏見町の商業地区のアーケードをカラフルな傘で飾り,SNSで魅力発信」,駅北エリア「駅北側の自転車周遊の利便性向上」を提案。
 高校生からは,「自分たちにも福山を変えるチャンスがあると気づいた。」との所感が寄せられ,高大連携事業を通じた,学びから気づきとなり,将来の夢と行動への意欲につながりました。

福山市立大学 知(地)の共創

 福山市立大学では,10月26日(木)から11月5日(日)の間,全国的な学会の開催(一部を公開講座)や学生による様々な地域貢献活動が行われています。

(1)学生による地域貢献活動
1.福山駅前歩道空間等社会実験「オープンストリート2017」

 10月26日(木)から29日(日)まで開催の予定でしたが,28日(土)と29日(日)は雨の影響で残念ながら中止となりました。
 しかし,この事業に100人以上の学生が参画し,企画段階から提案を行うなど準備,26日(木)と27日(金)2日間を調査やオープンカフェ,パブリックバルなどの取り組みを行いました。 
 写真のとおり,オープンカフェで使用するイスやテーブルの作成にも関わりました。
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2.11月3日(金)福山うずみフェスタ
 カクテルうずみグランプリに学生代表としてエントリーし,「ビビンバうずみ」のレシピ考案と出品を行い,福山うずみフェスタを盛り上げました。
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3.11月3日(金)ふくやま子どもフェスティバル2017
出演団体として,「大紙芝居とふれあい遊び」を行いました。
(教育学部保育コース1年生)
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4.11月5日(日)文化祭&里山わくわく祭in熊野町
 よさこいサークル「よさこい踊り隊 翔」がステージイベントに参加し,イベントを盛り上げ,地域の方や地元小学生との交流が行われました。
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(2)「第133回 全国大学国語教育学会」福山大会
 11月4日(土)と11月5日(日)の2日間「第133回 全国大学国語教育学会」福山大会が,福山市立大学で行われました。
 11月4日(土)のシンポジウムは,福山市立大学教育研究交流センターとの共催による公開講座に位置づけて行われ,全国から学会のメンバーや本学の教員や学生,大学院生,一般からの参加など450人が集いました。福山市立大学からは,実行委員として教育学部の藤原教授,森准教授を中心に学生,大学院生がスタッフとして会員数1,000人以上の全国的な学会を福山市立大学で開催することに成功しました。

特別講演会「アラスカの大自然で学ぶ」

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 11月2日(木),教育研究交流センターの特別講演会「アラスカの大自然で学ぶ」が開催され,本学の福田正己名誉教授,都市経営学部の澤田結基准教授,アラスカ大学フェアバンクス校の夏季プログラムディレクターのミッシェル・バートレットさん,外国語文化科講師のキンバリー・アラゴン・スチュワートさんに講演をしていただきました。概要は次のとおりです。
○福田正己名誉教授
 アラスカは日本の面積が4倍で人口は74万人。冬はマイナス40℃にもなる極寒の地というイメージしかないが,夏のアラスカは高山植物が咲き乱れ野生動物の天国である。また,8月下旬からはオーロラが現われる。
 「厳しい自然環境の中で人々は助け合いながら,たくましく生活している。本学の学生たちも"生きる力"を学んでほしい」と述べられました。
○都市経営学部の澤田結基准教授
 学生時代に7か月間アラスカを旅行し,日本と共通するものが多くあることに気づいた。たとえば,サーモン,高山植物,ツンドラなど。永久凍土帯に広がる生の低い植物がつくる植生景観は北海道大雪山でも見られる。
 アラスカを縦断しているパイプラインは日本鋼管(現在のJFE)製で,福山と馴染み深い。今後は市民同士の交流を進めればと考えている。
○ミッシェル・バートレットさんとキンバリー・アラゴン・スチュワートさん
 ミッシェルさんからは,アラスカ大学フェアバンクス校での2週間の夏季プログラムを紹介されました。学生たちは寮に入り,午前,午後と一日の活動プログラムが待っている,一方屋外に出ることも多く,野生保護区などにも出かけて自然を体感できると述べられました。
 またキンバリーさんからは,英語は会話や発音の練習を重視し,英語に自信を持たせる工夫をしている。ゲームをしたり,まちへ飛び出したり実践を通じた英語を学んでもらいたい。プログラムの終わりには,先生の家でバーベキューパーティーをするそうです。学生には,アメリカと日本の文化の違いも学んでほしいと語られました。

「ふくやま子どもフェスティバル2017」に参加しました。

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 台風に見舞われる週末が続きましたが,暑いくらいの晴天に恵まれた2017年11月3日(金・祝),教育学部保育コースの1年生が 「ふくやま子どもフェスティバル2017」に参加しました。「運動・身体表現活 動Ⅱ(応用)」授業で学習した様々なオリジナル表現教材を組み合わせた楽しい活動 に,たくさんの親子が参加してくれました。

 学生たちは交替で,「カッチンくん(=ペットボトルの 底を再利用したリサイクル楽器)」の工作体験ができるテントを運営し,乳児か ら中学生まで多くの子どもたちやご家族の方々と工作を通じてふれあいました。「カッチンくん2017を作るんだ!」と意欲満々の子,「お姉ちゃんの時から5年連続で来ている」というご家族など,毎年参加してくれる子どもたちが実に多く,今年習ったばかりの本学1年生よりも慣れた手つきの子もいました。

 会場は,被爆アオギリ2世が植えられ福山空襲で亡くなった母子がモデルの母子三人像横の「平和の広場」,平和教材としての大型紙芝居(午前:被爆アオギリを題材とした「そばに いるよ~いっしょにあるいていこう~」,午後:福山空襲を題材とした「母と子の八月八日」)を上演し,授業 で学習した本学オリジナル教材で平和の大切さを訴えました。

 参加者とともに行う平和のてあそ びや歌「母と子の八月八日」では,子どもたちだけでなくお母さん・お父さんも 一緒に動き,歌を口ずさんでくださる姿がたくさん見られました。最後は,みんながもっと仲 良くなるため,「カッチンくん」を使ったリズムあそびで,会場が一体となって 盛り上がり,自分の作った「カッチンくん」を響かせながら帰る子どもの姿が印象的でした。

 今年も例年同様、午前・午後の部とも会場はたくさんの参加者であふれかえり,参加学生たちは輝くような笑顔で,来場してくれた子どもたちや家族 と交流しました。福山空襲で亡くなった母子三人像のそばに,被爆アオギリ2世 が立っている福山市中央公園で開催される「子どもフェスティバル」だからこそ,た くさんの笑顔との出会いがかけがえのないものであること、子どもたちの笑顔を何より大切にしたいという思いを学生たちが実感する よい学習機会となっています。

 他学部の学生や英語の先生、市各課・市民からも温かい応援が寄せられ、「福山市」ならではの学びを実感した一日となりました。