キャンパスレポート

ここでは,福山市立大学内の四季折々のイベントやキャンパス内の様子などを,随時ご紹介していきます。

キャンパスレポート

12月6日(木) 自衛消防訓練を実施しました。

自衛消防訓練の写真 自衛消防訓練の写真

12月6日(木),本学港町キャンパスで,378人の参加者のもと,自衛消防訓練を行いました。
火災発生場所を非公開とし,各自が事前に定められた役割のもと,119番通報の訓練,消火器や屋内消火栓を用いた初期消火の訓練,学内の学生などを避難誘導する訓練などを行いました。
また,福山北消防署員の方の指導のもと適切な消火器の使い方や初期消火活動などについて学びました。
万一火災が発生してしまった場合に,みんなが冷静に対処できるよう,今後も大学全体で訓練に取り組んでいきます。

12月5日(水) FDシンポジウムが開催されました。

シンポジウム シンポジウム

 福山市立大学では,教員の教授能力等の向上をめざしてFD研修の機会を設けています。開学以来一貫して「大学教育とは何か」をさまざまな視点から問い,その根本的な定義から本学の現状をふまえた上での教育上の課題にいたるまで、多くの議論が重ねられてきました。
 今回の研修では「大学生の学習意欲と教育上の課題」をテーマとして,4名の教員から話題提供がされました。本学学生の学びに対する姿勢,語学教育における現状と課題,アクティブ・ラーニングの実践例が紹介され,学生の学習意欲を喚起するための技術について,心理学からの専門的知見が示されました。その後,フロアからの質問やコメントに応答する形で意見交換が行われ,学びを動機づけるための方法の多様性や語学教育の可能性について活発に討議され,FD活動の重要性を改めて認識する機会となりました。また,FD活動をさらに充実させるための具体策などについても情報交換がされ,今後の発展的活動に対する示唆を得ることもできました。

【注】FD(ファカルティー・デベロップメント)とは,大学教員が教授能力等の向上を目指して取り組む組織的な研修活動のことです。

本学の学生が全国大学ビブリオバトル2018~大阪決戦~に出場します!

ビブリオバトル ビブリオバトル

 11月25日(日),全国大学ビブリオバトル2018地区決戦が尾道市立中央図書館にて開催されました。栄えあるチャンプ本に選ばれたのは,都市経営学部4年の出井元貴さんが紹介した「グッドラック」です!
 3大学の予選会から選ばれた大学生8名。その中で4番目に紹介した出井さんは,臨場感のある発表で観戦者の気持ちを掴みました。
 出井さんは,12月23日(日)に立命館大学いばらきキャンパスで開催される大阪決戦に出場します。大阪決戦での活躍を期待しています。

全国大学ビブリオバトル2018~大阪決戦~についてはこちら
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キャリアデザイン×ライフデザインワークショップを開催しました。

ワークショップ ワークショップ ワークショップ

11月29日(木),福山市戦略推進マネジャーの西依清香さんによる企画で,本学の学生(参加者10人)を対象に,自らのキャリアプランと併せた結婚・出産などのライフプランを考えるためのワークショップを開催しました。
まず,身近なモデルとして地元企業やハローワークなど,様々な業種で働く,年齢性別の異なる5人の社員の方から平日・休日の過ごし方,現在の仕事でのやりがい,将来の夢などを語っていただきました。
「就職先を決めたのは採用担当者の人柄でした」,「周りのサポートもあり,男性でも育児休業制度を活用した」,「退職後は自分で食べていける職業を今から探している」など次々と興味ある話が出ました。
次に,学生たちは,社員のみなさんとペアになり,自分の夢・理想・目標などを話し,感想を聞かせてもらいながら,発想力を高めるよう脳トレをし,続いて『自分年表』の作成に挑戦しました。講師の杉山健二さん(杉山経営研究所)からは,「何でも思いつくものを挙げて書き込むこと」,「ライフデザインは年代ごとに目標(理想,夢)を作ること」,「仕事・家族・自分などに分けて描いてみて」,とアドバイスを受けていました。作成後は,なりたい自分を順番に発表し,自分を見つめ直すきっかけになったようでした。
最後に,都市経営学部の渡邉教授からは,
〇人生の節目節目で振り返り,きちんと考え,そして先送りしないこと
〇常にうまくいくとは限らないので,その時に乗り越えることが大事,そして最後は自分で決めること
〇人間は死ぬまで成長する
などの助言と,その前提として心身ともに健康であることが大事とまとめられました。

中大連携事業:「SDGs福山版」に向けたパネルディスカッションとワークショップを開催しました。

中大連携事業 中大連携事業 中大連携事業 中大連携事業

 2018年11月2日,本学において,福山市立東中学校と本学の協働の下,同校3年生140名による「SDGs福山版に向けたパネルディスカッション」が行われました。これは,5月末に本学で同校と開いた「SDGs福山版に向けたワークショップ」のフォローアップという位置付けです。5月末には福山市が優先すべきSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を検討しましたが,今回は,発展させて,SDGs達成に向けた取組を競うことを目的としました。
 パネルディスカッションは生徒がすべて役割を分担して行いました。まず冒頭で司会者が論題「福山市でのSDGs達成に一番効果があるのはどの取組か」を説明した後,各クラス代表である4チームが,福山市でのSDGs達成に効果的と考える以下の4つの取組みを,グラフや表を使って具体的に説明(立論)しました。

〇福山で再生エネルギーをもっと使おう
〇福山で必要最小限のエネルギーを使い,健康的に暮らそう
〇福山でもっと,もっとリサイクル
〇地元の小さな店で買い物をしよう

 司会者が立論を整理した後,各チームは作戦タイムの中で質問や応答について考え,チーム相互で「なぜ?」,「その根拠は?」,「本当にできますか?」など丁々発止の質疑応答を行いました。そして,司会者が質疑応答の整理をし,次の全体討論では,フロアからはパネリストに対して生徒や本学学生からの鋭い質問が出ましたが,各チームともデータや根拠をもとにうまく答えていました。終わりには,最終立論係が最後の反論(最終立論)をし,大学教員と司会者がそれぞれパネルディスカッションの講評とまとめを行いました。
 パネルディスカッションでは「いかに人の行動様式を変えるか」ということが焦点の1つになりましたが,そこではルール設定や強制ではなく,いかに説得して分かってもらうか,という民主主義の考え方が基本になっていて,大変感銘を受けました。将来を担う中学生が相手の意見や立場を尊重しながら真剣に取り組む討論を見て,明るい日本の将来を見た気がします。

 また,翌週の11月8日には,福山市立培遠中学校において,同校と本学が協働し,「総合的な学習の時間・道徳」の枠の中で,「SDGs福山版に向けたワークショップ」が開かれました。本ワークショップは,ユネスコスクール加盟の申請を予定している同校と本学が協働し,未来を担う中学生がSDGsの17目標を培遠学区の目線で見た場合に,どの目標を優先すべきかを考える機会としたものです。多くの保護者の方々が見守る中,事前に十分学習を積み重ねた3年生37名と本学学生がグループに分かれ,同学区の持つ課題とSDGsをつなげる作業をし,高齢者のケアと目標11(持続可能な都市)などが重要な課題として認識されました。

 なお,7月にも,福山市立至誠中学校と鷹取中学校を対象に同様のワークショップが行われました。

(参考)  本学は,2015年より,ユネスコスクール支援大学間ネットワーク(ASPUnivNet)加盟全国20大学の1つとして,福山市や尾道市の小学校・中学校・高等学校のユネスコスクール加盟や活動を支援してきています。特に,福山市は,市立小学校・中学校・高等学校全113校のユネスコスクール加盟を目指しています。
 ユネスコスクールとは,ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践し,地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発,発展を目指すことを目的としており,現在はESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)やSDGsが中心の概念となっています。2018年10月現在,世界182か国に約11,500校,日本に1,116校あります。福山市内では,これまで小学校10校,中学校2校,中高一貫校2校,高校2校が加盟済です。
 ユネスコスクール申請に際しては,準備期間としてのチャレンジ期間が1年間設けられており,その間に実績を積む必要があります。これまで各校の支援を行ってきましたが,各校の一番の悩みが,ユネスコスクール認定の要件に沿った実績の可視化です。ESDに比較してSDGsは目標17,ターゲット169と枠組みが明快なため,実績の可視化に適していると考えており,ユネスコスクール申請に必要な要件につながるとして,ワークショップやパネルディスカッションを通してSDGs学区版の作成を進めています。
(ASPUnivNet本学窓口:都市経営学部教授 上別府隆男)