Regional Cooperation / International Exchange / Research
地域連携
福山市立大学は,その創設にあたって掲げた「大学の使命」において,「地域に開かれた教育研究拠点として,地域の文化の向上に貢献するとともに,国際化時代に相応しい地域社会の実現に貢献する。」ことを謳っています。
また,「教育研究の理念」において,「公立大学の利点を生かし,地域の保育所・学校・施設等と連携し,地域に根ざした実践的な教育研究を進め,地域の教育力の向上をめざす。また,産業界や行政機関等との連携を進め,「福山市のシンクタンク」機能を担うとともに,地域住民に生涯学習等の機会を提供し,地域の文化の向上に寄与する。」ことを目標として掲げています。
福山市立大学は,開学以来,これらの使命及び目標の達成に向けて,多彩な地域貢献活動に取り組んできており,これからもこれらの使命及び目標を達成していくことを,本学の地域貢献活動の基本方針としています。
福山市立大学では,基本方針に基づき,次のような地域貢献活動に取り組んでいくことにしています。
福山市には,少子高齢化や環境問題,市街地の空洞化や交通・防災問題等,地域や行政が一体になって取り組むべき多様な課題が存在しています。福山市立大学では,学内の知的・人的資源を活かしながら,行政や産業界と連携協力し,課題の解決に寄与する取組を進めていきます。
福山市立大学では,学内の知的・人的資源を活かしながら,福山市が進める協働のまちづくりに参加し,助言・指導を行うとともに,まちづくりや地域づくりへ学生の参画を積極的に進めていきます。
福山市立大学では,地域の学校・保育所における多様な課題を現場と共有し,学内の知的・人的資源を活かしながら,地域の教育・保育活動の充実と向上を支援する取組を進めていきます。
福山市立大学では,日ごろから世界に目を向け,世界に繋がる大学としての教育研究活動を展開しており,その実績と経験を活かしながら,地域における異文化交流や国際理解の拠点としての役割を果たしていきます。
市民に親しまれる「市民による市民のための大学」として,街なかキャンパスの利点を活かし,キャンパス施設の市民開放を進めていきます。
福山市立大学は,2011年4月の開学以来,「キャンパスは街,学ぶのは未来」の旗印のもと,地域に目を向け,地域に触れ合い,地域の課題に向き合う教育・研究・連携活動を全学挙げて展開してきました。
現在は,学生の力・教員の知識や経験を活かした多彩な活動が地域で展開されるようになってきました。また.産学官金民など多様な主体との連携が広がってきており,さらに,持続可能な地域の発展に貢献する大学として取り組みを進めてまいります。