福山市立大学
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保育コース1年生が、こどもフェスティバルで頑張りました!

イベント 2019年11月14日

 2019年 11月3日(日・祝),教育学部保育コースの1年生が 「ふくやま子どもフェスティバル2019」(於:中央公園)に参加しました。「運動・身体表現活動Ⅱ(応用)」授業で学習した様々なオリジナル表現教材を組み合わせた楽しい活動に,たくさんの親子や市民の方々が参加してくれました。

 学生たちは交代で,「カッチンくん(=ペットボトルの 底を再利用したリサイクル楽器)」の工作体験ができるテントを運営し,乳児から大人まで工作を通じてふれあいました。

 今年、テント来訪者は国際色豊かで、多文化ゾーンに来られていたSolange WEYAコートジボワール大使夫人や外国語が母語のご家族なども、カッチンくん工作を楽しまれました。夫人は、「この教材は誰でも楽しめるので、母国の先生たちにぜひ紹介したい」と大変気に入っておられました。学生たちは、英語・フランス語・身体言語(ジェスチャー)などを駆使し、様々な言語で交流する機会を楽しんでいました。

 慰霊碑と母子三人像が立つ「平和の広場」では,平和教材としての大型紙芝居(午前:広島原爆を題材とした「そばに いるよ~いっしょにあるいていこう~」,午後:福山空襲を題材とした「母と子の八月八日」)を上演し,授業で学習した本学オリジナル教材で平和の尊さを訴えました(被爆アオギリ紙芝居を用いた活動はOMEP(世界幼児教育・保育機構)から「ESD(Education for Sustainable Development) Award 2019」を受賞)。

 続いて、参加者とともに行う平和の手遊びや歌「母と子の八月八日」では,子どもたちだけでなくお母さん・お父さんも一緒に動き,口を開けて口ずさんでくださる姿がたくさん見られました。最後は,「カッチンくん」を使ったリズムあそびで,会場が一体となってみんな笑顔で仲良くなりました。会場のあちこちで子どもたちが嬉しそうに鳴らすカチカチという音が聞こえており、頑張った学生たちは幸せな気持ちになったそうです。

 学生たちの感想を抜粋して紹介します。「1組と2組が互いに助け合い大きな力が出せた、仲間たちと協力して支え合うことの大切さを学んだ」「国を超えて楽しさを伝えるには、まず笑顔」「様々な年齢の子どもとふれあい多くの発見があった、今後の学習に活かしていく」「いい経験となりやる気が出た」「紙芝居や手遊び・歌で、子どもにも平和について理解してもらうことは改めて大事だと実感した」「一体感があってとてもよかった、と言っていただきとても嬉しかった」「去年に引き続き来てくださった方や色々な国の子どもから大人まで、カッチンくん作りを楽しんでもらえたのが嬉しかった」「環境フェスタで工作体験したご家族が、友達を連れて来てくれた」「"カッチンくんでハイタッチ"というコミュニケーションのすごさを感じた」「他言語や左利きの子どもたちへの対応を考える良い機会となった」

 慰霊碑や福山空襲で亡くなった母子三人像のそばに被爆アオギリ2世が立っている福山市中央公園で開催される「子どもフェスティバル」だからこそ,たくさんの笑顔との出会いがかけがえのないものであること,子どもたちの笑顔を何より大切にしたいという思いを学生たちが実感するよい学習機会となっています。

 ご協力や応援をいただいた他学年の学生や市各課・市民の方々に心からお礼申し上げます。

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