福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

5月6日:学生のデザインで「スターハウス」が改修されます。

2016年5月 6日

20160506
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 福山市内の宅地開発会社と都市経営学部が連携し、伊勢丘団地内の「スターハウス」をシェアハウスに改修する計画が進んでいます。
 4月25日の会見で都市経営学部2年生の学生5人の考えたシェアハウスのアイディアを採用し5月に着工、夏に完成予定であることが発表され、新聞各紙で報道されました。
 スターハウスは1950年代~1970年代ごろ全国の団地に建てられた中層集合住宅で、上から見ると星型(Y字型)をしたユニークな形状が特徴ですが、現在では全国に100か所程度しか残っていません。伊勢丘団地のスターハウスは旧日本鋼管社宅として1970年に建設されたもので住宅研究史上でも価値のある建物です。しかし、老朽化が進み入居者も減っている現状を打開するために、所有する宅地開発会社「都市環境研究所」が活用策の立案を本学に依頼され、岡辺重雄教授の呼び掛けで昨年6月から約20人の学生がこのスターハウス改修プロジェクトに参加しています。
 今回の改修は、スターハウスの一室約44平方メートル。角のない壁に仕切られた3つの個室と共有リビングを備えた部屋で、完成後はデザインした学生らが実際に暮らし、改善点などを探ります。
 今後、第2弾、第3弾の改修も検討されており、改修後の部屋を拠点にまちづくりをしていく計画です。プロジェクトはこれからもまだ続きます。

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