福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

8月3日:設計製図Ⅰの授業でプレゼンテーションが行われました。

2016年8月 3日

 
 「設計製図Ⅰ」(後藤亜貴先生)は、都市経営学部2年生が初めて学ぶ建築士科目です。この科目では、建築設計に必要な基礎知識と技術を習得し、オリジナリティーにあふれる建築物を生み出すための創造力を身に付けます。具体的には、戸建て住宅の設計を通して、図面や模型による表現を行い、説得力のあるプレゼンテーションまでの演習を行います。
 学生たちが取り組んだのは、「2階建て木造住宅」の設計です。周辺環境に調和し地区の景観を豊かにする住宅であること、地球環境に対する工夫があること、住人は夫婦と子ども(人数自由)であることなどの設定のもと、全てが初めての作業に苦労しながら、最終日のプレゼンテーションを目指して頑張ってきました。
 プレゼンテーションの日は、ゲストとして第一線で活躍される建築家の方々や、建築の仕事に就いた卒業生にも来ていただきました。「家族が集まる家」、「星を見る家」、「静と動の家」など、思い思いのテーマのもとに設計した住宅について、学生たちは熱を込めて発表しました。先生方からは、「みんなはまだ平面図先行で考えているようだけれども、自分の設定したテーマに沿うように、平面だけでなく外観や壁、床などの個別のものを組み立てて考えていかなくてはいけない。」「リビングに家族がとどまる、というキーワードを見つけたのはとてもよかったと思うけれど、とどまる、ということをどう進化させたのか、そこをもっと突き詰めて考えられればよかったかもしれないですね。」などと、いろいろなアドバイスを頂きました。

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