福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

1月24日:堀田教授と奥山教授の最終講義がありました。

2017年1月24日

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 開学以前から本学、都市経営学部の設立に多大なご尽力を下さり、本年度をもって退職されるお二人の教授の最終講義が1月24日にありました。
 堀田誠三教授(経済思想史)は「私の大学暮らしと都市経営学部」と題し、前半には山岳部に所属されていた学生時代、トリノ(イタリア)留学時代、専門のご研究についてのお話をされました。後半は、福山市立大学の設置準備委員として携わっていただいたお立場から、大学設置の基本構想や開学までの貴重なお話を聞かせてくださいました。プランがあって都市ができること、都市生活の中心に広場があることをトリノで実感された堀田教授が大学設立に関わって下さったからこそ、この都市経営学部ができたのだと感じる講義でした。
 奥山健二教授(アーバンデザイン)は「私の建築・都市デザイン行脚(あんぎゃ)」と題し、少年の頃に魅せられた金閣寺に始まり、錚々たる建築家の下で学ばれたときのお話やご家族のお話、ご自身の設計されたプランの数々の紹介と幅広く、これまでのご経験をお話くださいました。立ち姿が美しくなければ建築ではない、アーバンデザインとはコンダクターであるといったお話を通じ、奥山教授が初代学部長として都市経営学部を、複雑な現代社会の「まちづくり」の担い手となる幅広い視野をもった人材育成の学部として、指揮してきてくださったことを感じました。

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