福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

福山市立福山高等学校との連携事業「地元高校生が考える福山駅前再生計画」を開始しました

2017年5月29日

20170526

 本学では,2017年度(平成29年度)から「高大連携事業」として,高校生を対象に,大学が教育施設や教育研究機能・資源などを提供し,大学と高校が連携・協力して取り組む教育活動を実施することとしています。
 その第1弾として,福山市立福山高等学校との連携事業「地元高校生が考える福山駅前再生計画」を開始しました。
 5月26日(金),高校2年生を対象に太田尚孝教員(本学都市経営学部非常勤講師)による出前講座「都市計画・まちづくりに必要な目」を実施し,20人の参加がありました。
 都市計画・まちづくりのために必要な目として,①都市や町の状況を客観的データで理解すること,②まち歩きやインタビューで暮らしや活動を理解すること,③これからの都市やまちをつくるには,時代の流れを知ること,そして素直な疑問を持つことが都市計画・まちづくりを学ぶ第1歩になると説明されました。
 後半では,高校生に「今,福山,駅前をどう思っているか」と一人ずつ語ってもらい,活気がない,北口がさびれている,駅周辺に遊ぶところがないなどの意見が,また「福山の良いところ」については,生活しやすい,ちょうど良い田舎,待機児童ゼロ,自然災害が少ないなどの感想が出ました。
 太田講師からは,今後(6月から11月)のスケジュールとして大学生とのワークショップ,本学のキャンパスツアー,福山駅前周辺でのまち歩き,大学祭で学習成果の最終発表会などを計画しているとの説明があり,「長丁場ですが,すべてに参加することが大事です。大学生がしっかりフォローしてくれるので大丈夫。高校生の視点から明日の福山をどうするか考えていきましょう。」とエールを送られました。
 次回は,6月9日(金)にまちづくりのデザインゲームなどを市立福山高等学校で行います。

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