福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

子どもを観察することを通して学ぶ:幼稚園教育実習Ⅰ

2017年6月26日

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 6月12日(月)~16日(金)の5日間,本学教育学部児童教育学科保育コース2年生53名の初めての実習となる幼稚園教育実習Ⅰが,福山市立大学附属幼稚園にて実施されました。
 今回の実習は,5日間じっくり子どもたちの園生活を観察することを通して,幼児期の子どもの行動や特徴,保育者の子どもへの関わり方,そして発達に応じた環境構成を理解することが目的でした。学生は3歳児クラス,4歳児クラス,5歳児クラスに分かれ,子ども達の様子を観察した他に,実習期間のうち1日は子ども達の前でエプロンシアターや読み聞かせ,手遊びを行う部分保育や給食準備の補助も行いました。
 この幼稚園教育実習Ⅰで本格的に実習記録を書いたり,保育指導案を作成するため,学生も当初は難しさを感じていたようですが,子どもと関わる以外にも自分の保育を振り返ったり,次の保育をするために「書くこと」が大切であることも,実習を通して学びました。また,毎日行われた各クラス担任との反省会では,観察を通して疑問に思ったことを積極的に質問して,保育者の関わりや環境構成の意図を学ぶ機会にもなりました。
 保育コース2年生は,6月26日から保育所での保育実習に臨みます。幼稚園教育実習Ⅰを通して学んだことを次の実習に活かし,一歩一歩保育の専門家としての力を身につけていきます。

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