Campus Report
2017年8月22日
都市経営学部3年生対象の選択科目「産業創成実践演習」の授業最終日に、2回目の企業分析プレゼンテーションが行われました。
今年度の授業の後半で企業分析の対象にさせていただいたのは、福山に本社を置くアシードホールディングス株式会社さんです。学生たちは6つのグループに分かれ、社長さんのお話や他の役員さんへのインタビューなどをもとに、それぞれに分析を進め、発表に向けて準備をしてきました。(7月6日付のキャンパスレポートをご参照ください)
プレゼンテーションには、審査員としてアシードさん、監査法人トーマツさん、広島銀行さん、また、福山市役所の方や学内関係者にも来ていただきました。学生たちは、各グループそれぞれの切り口でアシードさんの事業分析をした上で、福山のくわいや保命酒などの特産品を使った新商品製造や、マツダスタジアムにカープとコラボレートした自販機の設置、あるいは飲食店での地元ブランド商品の取り扱いなど、新たな事業展開とそのキャッチコピーを提案しました。
審査員やゲストの方々からは、「SWOT分析を上手く使って分析、提案をしていて感心した」、「自分の考えを持ち、いろんなものの理由を考えて動いていってほしい」、「いろんな発想や面白いアイディアがあった」、「今までのやり方にとらわれないこと、チームで意見をまとめること、自信を持ってプレゼンすることがポイントになる」、「企業内で感じていたことを学生目線の分析を見させてもらってとても納得できた。この分析を基に立て直しを図りたい」など学生たちの心に響く講評をいただきました。
学生たちは、充実した授業に感謝し、ここで身につけた分析力やチーム力を今後の学修や就職活動などに繋げていきたいと締めくくりました。