福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

福山市立福山高等学校との高大連携事業 「地元高校生が考える福山駅前再生計画!」

2017年8月18日

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○第4回:"まち歩き"と"ワークショップ"(7月28日(金))
福山市役所を9:00にスタートし,福山駅前のまち歩きを1時間程度行い,福山駅前再生推進室の職員の方に協力をいただき説明を受けながら,2グループに分かれて全ての検討対象地区を高校生の目線で調査しました。
まち歩き終了後の午前中は,まなびの館ローズコムにおいて,福山駅前再生推進室の職員の方から,福山駅前再生計画に関するミニ講義と質疑応答がありました。
午後からは,5グループによるワークショップを行い,対象地区の長所・短所について付箋を用いたブレインストーミングする方法など,各グループには,本学の大学生が協力してワークショップを進め,最後は,ワークショップの成果発表としてグループ単位で対象地区の発表を行いました。

○第5回:検討対象地区の調査・ワークショップ(8月3日(木))
○第6回:検討対象地区の調査・ワークショップ・中間発表会(8月4日(金))
  この2日間は,まなびの館ローズコムで,これまでの事前学習やまち歩きを踏まえて,対象エリアに対するコンセプトづくりと具体的なプロジェクトの提案を検討しました。
8月3日(木)は,エルファディンク・ズザンネさん(早稲田大学工学博士)にミニ講義「自動車,自転車,歩行者:ドイツの街が変わる」を行っていただき,高校生との質疑応答を通じて,グローバルで物事を考え,ローカルで活動することの重要性についてアドバイスをいただきました。
グループワークでは,大学生のアドバイスを受けながら1日のスケジューリングを行って,調査(まち歩きや情報収集,街頭インタビュー,関係機関へのヒアリング調査,GIS・RESASを活用した調査など)が進められました。

◎中間発表会
審査員は,市立福山高等学校の生徒,福山駅前再生推進室の職員,本学の学生が行い,各グループは,それぞれのテーマ,対象エリアの長所や短所,課題解決策などを発表しました。
あるグループは,「建物が老朽化しているが,建て替えるには両隣を含めた対応が必要。」,「路地が狭くアーケードも暗い。駐車場は多くあるが利用者が立ち寄らない。」,解決策として「アーケードの修繕やイベント広場を設置し,若者を引き寄せる工夫をすべき。」とまとめました。
審査員からは,「インタビューしたことはすばらしいが,どういう人を対象としたのかわからない。」などの意見をいただきました。
最後に,太田尚孝教員(本学都市経営学部非常勤講師)から,11月の最終発表会までには時間があるので,○プレゼン技術を磨くこと○自分の考え,人から聞いた話,客観的なデータを取り入れて,わかりやすく説明すること○具体的な内容となるよう絞り込みをすることなどのアドバイスを受けました。

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