福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

10月7日(土):第4回公開講座を開催しました。

2017年10月16日

20171007

 福山市立大学では開学当初より,地域貢献活動の一環として大学を会場に市民の皆さまに講座等の提供を行っています。
 本年度は「知の深化」をテーマに,大学附属機関の教育研究交流センター主催による公開講座を開催しています。
 10月7日(土)の本年度第4回公開講座は,長野県佐久穂町で地域おこしに取り組む,一般社団法人さくほ代表の力武 文雄さんを講師に迎え,ブランド力による地域振興の実践についての熱のこもった講演となりました。
 演題「ブランドから組立てる地域戦略―消滅可能都市とされた田舎町の挑戦―」とあるように,高齢化と人口減少が進む佐久穂町での挑戦について,「成功よりも失敗の方が多い。」と実直に語られるとともに,ブランド戦略を通して「まちおこしは人づくり」を改めて実感したことなど,特別なイメージのあるブランド戦略を重要かつ身近なものとして伝えていただきました。
 一方で,地域の中にあるものの魅力を引き出し発信していく取り組みは,参加いただいた地域活動に取り組む皆さんの参考になったかと思います。
 今回の講座は,講師の実践活動を通じて,自らの住むまちを考える機会となりました。
 また,講師から「福山市は住みやすさで満足度の高いまちであり,そのことが魅力となる要素がある。」と,データを交えた話しもいただきました。
 (佐久穂町の特産品:プルーン,ブルーベリー,りんご,野沢菜漬け,カーネーション,バラ,菊,清酒)

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