福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

「ふくやま子どもフェスティバル2017」に参加しました。

2017年11月 6日

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 台風に見舞われる週末が続きましたが,暑いくらいの晴天に恵まれた2017年11月3日(金・祝),教育学部保育コースの1年生が 「ふくやま子どもフェスティバル2017」に参加しました。「運動・身体表現活 動Ⅱ(応用)」授業で学習した様々なオリジナル表現教材を組み合わせた楽しい活動 に,たくさんの親子が参加してくれました。

 学生たちは交替で,「カッチンくん(=ペットボトルの 底を再利用したリサイクル楽器)」の工作体験ができるテントを運営し,乳児か ら中学生まで多くの子どもたちやご家族の方々と工作を通じてふれあいました。「カッチンくん2017を作るんだ!」と意欲満々の子,「お姉ちゃんの時から5年連続で来ている」というご家族など,毎年参加してくれる子どもたちが実に多く,今年習ったばかりの本学1年生よりも慣れた手つきの子もいました。

 会場は,被爆アオギリ2世が植えられ福山空襲で亡くなった母子がモデルの母子三人像横の「平和の広場」,平和教材としての大型紙芝居(午前:被爆アオギリを題材とした「そばに いるよ~いっしょにあるいていこう~」,午後:福山空襲を題材とした「母と子の八月八日」)を上演し,授業 で学習した本学オリジナル教材で平和の大切さを訴えました。

 参加者とともに行う平和のてあそ びや歌「母と子の八月八日」では,子どもたちだけでなくお母さん・お父さんも 一緒に動き,歌を口ずさんでくださる姿がたくさん見られました。最後は,みんながもっと仲 良くなるため,「カッチンくん」を使ったリズムあそびで,会場が一体となって 盛り上がり,自分の作った「カッチンくん」を響かせながら帰る子どもの姿が印象的でした。

 今年も例年同様、午前・午後の部とも会場はたくさんの参加者であふれかえり,参加学生たちは輝くような笑顔で,来場してくれた子どもたちや家族 と交流しました。福山空襲で亡くなった母子三人像のそばに,被爆アオギリ2世 が立っている福山市中央公園で開催される「子どもフェスティバル」だからこそ,た くさんの笑顔との出会いがかけがえのないものであること、子どもたちの笑顔を何より大切にしたいという思いを学生たちが実感する よい学習機会となっています。

 他学部の学生や英語の先生、市各課・市民からも温かい応援が寄せられ、「福山市」ならではの学びを実感した一日となりました。

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