福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

岡山県立笠岡高等学校との高大連携事業

2017年11月18日

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 本学では,2017年度(平成29年度)から「高大連携事業」として,高校生を対象に,大学が教育施設や教育研究機能・資源などを提供し,大学と高校が連携・協力して取り組む教育活動を実施しています。
 今年度5月から始まった福山市立福山高等学校に続いて今月11月からは,岡山県立笠岡高等学校とも連携事業を実施することとなりました。同校の総合学習の時間に「地域学」と銘打って,生徒の社会参画力を身につけることを目的として,大学教員による出前講座や大学生とのワークショップを高大連携事業として実施しました。
 岡山県立笠岡高等学校1年生200人を対象に,まず,10月26日(木)に,本学の都市経営学部 渡邊一成 教授による出前講座「プレゼンテーション(ポスターセッション)」講習を実施しました。
 続いて,11月16日(木)に都市経営学部 渡邊一成 教授,玉井由樹 准教授と本学4年生のゼミ生25人の大学生も加わり,KJ法演習・グループワークを行いました。
 高校生200人を笠岡の「ゴミ問題」「防災」「文化財」「地域活性化」「財政」「都市計画」「農業」「医療費削減」の8テーマでクラス分けし,各クラス4班で,課題解決に向けたグループワークを行いました。その際には大学生が各クラスに3~4人位置づいて,各班でのグループワークをサポートしました。
 今回の8つのテーマは,高校が笠岡市と意見交換を行う中で確定しました。本学で「都市経営学」を学ぶ大学生は,環境問題,都市計画,都市経営,文化・観光振興,経営・経済といった多様なテーマへの対応が可能で,グループワークでは高校生の主体的な取り組みを促す役割を担いました。
 岡山県立笠岡高等学校の教員の方からは,「日頃おとなしい生徒たちが,大学生の皆さんの協力により,活発に取り組んでいた。」「連携事業を次年度も是非お願いしたい。」との感想をいただきました。

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