福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

福山市立福山高等学校との高大連携事業「振り返りと次のステップへ」

2017年12月 7日

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 11月24日(金)福山市立福山高等学校において、事業の振り返りと次のステップにつなげる講座を行いました。
 「地元高校生が考える駅前再生計画!」をテーマに、今年度5月から事業を開始して、高校への出前講座や大学生とのワークショップ、大学内での講義(GIS演習)、まち歩き体験、高校生の主体的な調査・研究による提案報告など、10回の事業を実施してきました。
 今回の講座では、高大連携事業のカリキュラム作成から事業を担われた太田先生(本学都市経営学部非常勤講師)と高校生の取り組みをサポートしてきた大学生の8人の中から都市経営学部4年の園部綾華さん、藤井祐輔さんが参加されました。
 事業を振り返りながら、太田先生から2つの「次のステップ」として、1つ目は今後の高大連携事業に向けて、反省点や改善点を自ら考え次年度の後輩たちにつなげていくこと。2つ目は各自が将来に向けた次のステップとして、今回の経験を振り返りながら、どのように今後に生かしていくかを、講義を通じて高校生に確認を行い、高校生はそれぞれが事業レポートの作成を通じて、振り返りながら次のステップに向かいます。
 当日参加の大学生2人から高校生へのアドバイスや、この日は参加できなかった6人の大学生も事前にメッセージを作成し、ともに取り組んできた高校生への激励を行いました。
 今年度の福山市立福山高等学校との「高大連携事業」は今回が最後の講義でしたが、事業に参加した高校生は校内行事や、次の学年への事業説明会など発表の機会があります。すでに1グループが校内での研修会で発表を行っており、引き続き取り組んだことを思い起こしながら将来に向けて次の挑戦が始まります。多くの高校生から「自分たちのまちを知り、考える機会となった。」との感想が寄せられたことから、高大連携事業がめざした「高校生に大学への理解を深め,さまざまな学問領域への興味や関心を育てること」「学習意欲の向上」の目的を果たせたと思います。

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