福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

福山の「ものづくり」を視る・学ぶ/企業見学バスツアーが行われました。

2017年12月15日

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 12月14日(木)の午後、福山市役所産業振興課のコーディネートにより、福山の「ものづくり」企業である、株式会社石井表記(本社:福山市神辺町)と深江特殊鋼株式会社(本社:福山市曙町)を見学させていただきました。

 株式会社石井表記では、会社概要の説明を受けた後、デバイス事業本部・装置事業本部・インクジェット事業本部の各現場を見せていただきました。各現場では「表面を表現する技術集団」という企業キャッチフレーズどおり、ネームプレート製造に端を発した同社が、その技術を受け継ぎ、育むことで、プリント基板やスイッチパネルなど幅広い分野に業務展開され、精密板金などと一貫した生産体制を整備することで、ニーズに細やかに対応できる、高度な「ものづくり」が可能となっていることを学びました。

 また、深江特殊鋼株式会社では、木村雅昭社長のお話しを聞かせていただいた後に、24時間無人自動切断ラインの現場を見学させていただきました。木村社長のお話しは、特殊鋼とは何か、という基礎知識に始まり、「ものづくり商社」の人材育成に至るまで、社長の発想やお考えをじっくりと聞かせていただきました。また、24時間無人自動切断ラインの現場では、住工混在の市街地ならではの工夫や気遣いを教えていただき、地域とともに育む「ものづくり」の現場であることを知りました。

 今回のバスツアーでは、日頃、見ることのできない「ものづくり」の現場や、「ものづくり」を支える工夫・気遣いなどのお話しを聞かせていただくことで、福山の「ものづくり」の奥深さを実感することができました。

 最後に、企業見学バスツアーにご協力ご対応いただきました、株式会社石井表記、並びに深江特殊鋼株式会社の皆さま、そしてツアーをコーディネートくださった福山市産業振興課に深く感謝申し上げます。

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