福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

公開講座 知の深化7「冬の夜空の物語」を開催しました。

2017年12月26日

20171219

 福山市立大学教育研究交流センターによる公開講座を12月16日(土)14:00~15:30福山市立大学中講義室Aにて、鳥取市さじアストロパーク佐治天文台の香西洋樹(こうさいひろき)台長を講師としてお招きし、「冬の夜空の物語」と題して、天文学と文学を交えた、星にまつわる知識と探求に基づいた講演をいただきました。
 現在85歳になられる講師は、ご自身を「てんもん屋」と称されるように旧東京大学天文台時代から数え60年以上に及ぶ天文学の知識と、これまでに100個の新小惑星を発見された実績をもとに、「行きつく先は宇宙の誕生の解明」という飽くなき探求心について語られる一方、ご自身が発見した小惑星に「菅茶山」「頼山陽」と命名するなど、シェイクスピアをはじめ造詣の深い文学や歴史物語を通じて、古代から人々の営みや思いが、星々を題材にした物語や言い伝え、文学へとつながっていると語られました。
 冬の夜空は美しい星空につながり、星々へのロマンから宇宙解明の探求心へとつながることを通じて、天文学と文学という異なる学問領域が一体となったことに言及されました。
 ※新たに発見した惑星の命名は発見者が命名できます。

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