福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

2月28日(水):FD講演会が開催されました。

2018年3月 2日

20180302

 福山市立大学では,教員の教授能力等の向上をめざして,毎年,研修の機会を設けて研鑽を重ねてきています。今回のFD講演会は,12月のFDシンポジウム「大学生の多様性と向き合うために」を発展させ,学生の多様化や、大卒学生に求められるスキルの変化など、大学をとりまく環境の変化に対応する新しい学び方の一つとしてアクティブラーニングについて専門家から学び、考えることを目的として開催しました。
 講師には,京都大学高等教育研究開発推進センター准教授の田口真奈先生(教育工学)をお招きし,「大学におけるアクティブラーニングの意義と授業デザイン」と題してご講演いただきました。講演では「学びの外化」「アクティブであるとともにディープであること」など、アクティブラーニングの意義が示され、さらに聴衆も参加しての演習を交えながらアクティブラーニングの手法が紹介されました。また、双方向授業の手法や学生のレスポンスを取り込んだ授業法などが複数紹介されました。
 その後,本学教職員との意見交換が行われ,アウトプットの多様性、内容の深まりの可能性など、手法の可能性や意義について「深い」議論が交わされました。教員自らが授業の在り方や可能性を考える大変よい機会となりました。

【注】FD(ファカルティー・デベロップメント)とは,大学教員が教授能力等の向上を目指して取り組む組織的な研修活動のことです。

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