福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

観察は実践を学ぶ基本:幼稚園教育実習Ⅰ

2018年6月28日

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 6月13日(水)~19日(火)の5日間,本学教育学部児童教育学科保育コース2年生52名の初めての実習となる幼稚園教育実習Ⅰが,福山市立大学附属こども園にて実施されました。
 福山市立大学附属こども園(http://www.fcu.ac.jp/kinder/)は,本年度開園した幼保連携型認定こども園です。木の香りがするピカピカの園舎での第一号の実習生ということもあり,学生も教員も楽しみにしておりました。
 幼稚園教育実習Ⅰは,5日間じっくりと幼児期の子どもたちの園生活を観察することが中心となります。学生は,日々の観察の視点を決め,幼児期の子どもの行動や特徴,保育者の子どもへの関わり方,そして発達に応じた環境構成といった側面を捉えていきました。そして,実際の子どもの姿から発達を理解し,保育者の援助や環境構成の意図を読み取り,それらを丁寧に実習日誌に書くことで,保育実践について学んでいきました。
 また,観察実習の他に,実習期間のうち1日は子ども達の前で読み聞かせや手遊びを行う部分保育を行いました。子どもたちと積極的に関わりたいという気持ちを抑え,観察に徹していた学生にとっては,自分たちが考えた保育内容を楽しんでくれる子どもたちとの時間,そして一緒に給食を食べる時間は,待ちに待った楽しいひとときでした。
 保育コース2年生は,6月25日から保育所での保育実習に臨みます。幼稚園教育実習Ⅰを通して学んだことを次の実習に活かし,保育者としての力を身につけていきます。

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