福山市立大学
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キャンパスレポート

Campus Report

「ふくやま子どもフェスティバル2018」に参加しました。

2018年11月12日

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 暑いくらいの晴天に恵まれた2018年 11月3日(土・祝),教育学部保育コースの1年生が 「ふくやま子どもフェスティバル2018」に参加しました。「運動・身体表現活動Ⅱ(応用)」授業で学習した様々なオリジナル表現教材を組み合わせた楽しい活動に,たくさんの親子が参加してくれました。
 学生たちは交代で,「カッチンくん(=ペットボトルの 底を再利用したリサイクル楽器)」の工作体験ができるテントを運営し,乳児から中学生まで多くの子どもたちやご家族の方々と工作を通じてふれあいました。「附属幼稚園で遊びました,懐かしい」と3姉妹で訪れて下さったご家族などこれまでの楽しかった経験から再び参加してくれる多くの子どもたちや,「この子がこんなに集中している姿を見るのがうれしい」とカッチンくんを一生懸命作る姿を喜んで見守るお母さんの優しい笑顔に出会えました。
 学生たちを何より元気づけたのは,福山市立女子短期大学保育科卒業の先輩たちがお子さんと一緒に応援に来てくださったことです。「学生さんたち頑張っていますね。私たちも学生時代に勉強した懐かしいカッチンくん,うちの子どもたちも大好きです。」「カッチンくん作りが続いてくれて嬉しいです。これからもずっと続けてくださいね。」と励ましていただきました。
 被爆アオギリ2世と母子三人像が立つ「平和の広場」では,平和教材としての大型紙芝居(午前:被爆アオギリを題材とした「そばに いるよ~いっしょにあるいていこう~」,午後:福山空襲を題材とした「母と子の八月八日」)を上演し,授業で学習した本学オリジナル教材で平和の尊さを訴えました。参加者とともに行う平和のてあそびや歌「母と子の八月八日」では,子どもたちだけでなくお母さん・お父さんも一緒に動き,口ずさんでくださる姿がたくさん見られました。最後は,みんながもっと仲良くなるため,「カッチンくん」を使ったリズムあそびで,会場が一体となって 盛り上がり,学生たちと子どもたちはハイタッチを何度も繰り返していました。
 学生たちの感想を抜粋して紹介します。「様々な年齢の子どもや家族の方々とたくさん関わることができ楽しかったし勉強になった。」「子どもたちの表情や反応を近くで見ることができ貴重な体験となった。」「保育コース1年全員が互いに助け合い協力しながら頑張った。団結力が強まった。」「これからも全員で切磋琢磨して高め合いたい。」「おばあちゃんが平和紙芝居を真剣に聞きに来ていたのを見て,私たちの世代が伝えていかなければと感じた。」「私たちの歌声に感動して涙を流してくれた人がいたと聞き本当に嬉しかった。」「温かい気持ちになり,やってみないとわからないやりがいを感じた。」
 今年も例年同様,午前・午後の部とも会場はたくさんの参加者が集まり,学生たちは輝くような笑顔で子どもたちや家族と交流しました。福山空襲で亡くなった母子三人像のそばに被爆アオギリ2世が立っている福山市中央公園で開催される「子どもフェスティバル」だからこそ,たくさんの笑顔との出会いがかけがえのないものであること,子どもたちの笑顔を何より大切にしたいという思いを学生たちが実感するよい学習機会となっています。
 協力をいただいた他学年の学生や市各課・市民の方々に心からお礼申し上げます。

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