Campus Report
2019年6月12日
2019年3月24~31日、本学の交流協定校パリ・エスト・クレテイユ大学との交流(学長訪問、合同授業など)を中心に、現地保育学校・小学校・図書館における実地体験など、じかに人・もの・ことに触れるフランス研修を行いました。
広島空港を出発し、パリ・シャルル・ドゴール空港着
<午前>
◎UPEC教育科学・体育科学部における合同授業
「コミュニケーション実践」(ブーディエ・大庭)
紙芝居教材「被爆アオギリ物語 そばにいるよ」についての解説(大庭)
UPEC学生による劇、FCU学生による紙芝居実演、教材と表現方法についてのグループ討議、折り紙ワークショップ
<午後>
◎UPEC・ESPE(教職大学院)における合同授業
「幼児・児童期の教材についての日仏比較」(メートルドゥポンブロック・大庭)
日本の就学前教育・義務教育システムについての質疑応答、両国の手遊び、紙芝居「被爆アオギリ物語」実演、折り紙ワークショップ
ESPE マラン校長主催歓迎茶話会にて、合同授業の成果を意見交換
<午前>
クレテイユ市立図書館で行われている紙芝居展を見学、保育学校の子どもたちに「被爆アオギリ紙芝居」を実演
<午後>
UPEC大学内を見学(学食、教育科学部校舎、図書館、国際交流センター、就職支援センター等)
<午前>
デュボワ-ロンデUPEC学長を公式訪問。温かい歓迎を受けました。
(UPECのホームページに今回の訪問と内容が掲載されています。)
<午後>
Paris市内見学
<移動日>
パリ・モンパルナス駅へメトロで移動、昼食、TGV (世界最速の高速鉄道)でTOURSへ、
Tours駅よりトラム(市電)と徒歩でロワール川沿いの宿舎へ
<ルイ・カニ学校(保育学校・小学校)での一日実習>
保育学校のクラスには、交流している福山市立ふたば保育所の子どもたちからのプレゼント(カルタ、和紙等)を届け、説明と交流を行った。小学校の全クラスも訪問し、各クラスとも紙芝居、手遊び、折り紙で模擬授業(一日実習)を行いました。2歳~11歳の子どもたちと休憩時間もふれあいながら、幼児・児童期の発達を理解しました。子どもたちにどうしたら伝わるか、一生懸命努力する参加者の姿を子どもたちは理解し、楽しくかつ有意義な時間を過ごしました。
<シャルル・ドゴール空港から出発→3月31日(日)帰国>
【学生の感想】
・自国の文化を知ること、他国の文化に寄り添うこと、言語を駆使することでのコミュニケーションの広がり等、多岐にわたり様々な体験をすることができた。
・これからも多くの人とコミュニケーションをとるために言語を学び文化を学び、多くのことを学びながら、自分の課題を克服できるよう日々努力していきたいです。この貴重な体験が無駄にならないよう努力します。
・実際に行ってみると自分の想像だけでは補えないことばかりで、五感をフルに使ってフランスを感じました。実際に体験しなければ分からなかったことで、このような機会を作ってくださり有難うございました。
・フランス語の勉強を続けていきたいという気持ちが強くなりました。フランス研修で見たもの感じたものを、教育の場から日本に少しでも貢献していけたらと思います。