福山市立大学
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在学生・教職員の方

For The Student And The School Personnel

「ひろしまInnovation Campus」が本学で開催されました

EVENT 2015年11月24日

【イベント参加情報】

11月17日(火)の4限と5限、広島県主催の「ひろしまInnovation Campus」のSTEP1にあたる「Dream School in Campus」が本学で開催され、都市経営学部3年生の5つのゼミが合同で参加しました。
 
 第一部はゲストによる講演とパネルディスカッションで、トーマツベンチャーサポート株式会社の鍋島佑輔氏の司会で、ゲストの熊本大学4年生の大崎祐子氏(長崎市出身。熊本にいながら東京や海外の人と「リモートワーク」で仕事をこなす大学生)、株式会社Needol CEOの植田振一郎氏(広島市出身)の体験をお聞きしました。
2050年の日本には、高齢化や人口減少に伴う年金問題、医療問題、国際競争力の低下など、多くの課題が存在すると言われています。「言われたとおりに任された仕事を正確に行う」というこれまでの仕事のやり方よりも、「自分がやりたいこと、社会で必要とされていること、この2つをつなげて新しい仕事を創造する」というやり方がこれからの社会では必要になってきます。
 大崎氏は、livedoorブログ1位となった「リモートワークをがんばる女子大生のブログ」で知られる大学生で、自ら行動を起こし続けることで都会の学生との情報格差、機会格差を乗り越えて仕事をしてきた体験を伝えてくださいました。植田氏は、就職活動で感じた違和感から資格取得を目指しながらベンチャー企業でアルバイトをしたこと、その後別のベンチャーに入社し、そこで多くを学んだ後に自ら起業した体験などを語られました。学生たちは、自分たちと年齢も近く地方にいるという条件も同じゲストが語られる等身大のお話にすっかり引き込まれていきました。

 第二部のワークショップでは、「課題(誰かが困っていること、ストレスになっていること)」を見つけ、その解決策を考えました。鍋島氏自身のモチベーション曲線の例示や、起業家の事例の紹介の後、学生一人一人が自分自身の人生を振り返り、自分の中にある夢の原動力・きっかけのもと(原体験)を探し、それに基づいてどのような課題を感じたか、それを解決する方法は何かと考えました。更にグループで話し合い、解決策を練り上げていきました。
 
 この後、参加者は懇親会に移動し、たくさんの語らいの中で交流を深めました。
 
 「ひろしまInnovation Campus」は3段階の構成です。STEP1の「Dream School in Campus」は本学の他には広島修道大学、広島経済大学で開催されます。STEP2は3大学の参加者、県内の大学生、若手企業志願者を集めて、イノベーションの生み出し方を学び、体験する「イノベーション創出ワークショップ」(12月12日)で、本学からも20名以上の学生が参加する予定です。これは、イノベーション創出ワークショップの検討結果をプレゼンテーションする「プレゼンテーション」(2月20日)のSTEP3に続きます。
 

当日の様子

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稲鍋島氏の講演の様子                           大崎氏は大学4年生!
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植田氏の熱いお話        グループワーク中の学生たち
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   グループワーク中の学生たち    グループワーク中の学生たち  
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皆でプランを練ります     有意義な2コマでした
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  いろんなお話ができたようです  


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