キャンパスレポート

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さよなら・公開講座「水のすがたとゆくえを追いかけて」を開催しました。

さよなら公開講座 さよなら公開講座

 3月16日(土)に,本年度末をもって退任される本学教育学部 平松和彦教授によるさよなら・公開講座「水のすがたとゆくえを追いかけて」を開催しました。
 平松先生は,北海道の高校教諭を経て本学の教授となった経歴を持っており,教諭として働きながら行っていた地質・地形のフィールド調査についてと,水の三態変化を可視化する雪氷実験についてを中心にお話しいただきました。
 「平松式人工雪発生装置」と呼ばれる,ペットボトルやドライアイスを使用した実験装置を開発されたことによって,授業等で手軽に人工雪を開発できるようになったことや,過冷却水の凍結実験について,「純水をゆっくり冷やすと過冷却になる」という誤解があり,「実はお茶でもただの水道水でも過冷却は起こる」ことなどを,実験や映像とともに分かりやすく説明いただきました。
 特に,水の代わりに酢酸ナトリウムを使った実験では,実際に参加者が試験管を手に持った状態で液体が凝固する様子を観察し,固まる過程で生まれるエネルギーによって試験管が熱くなることを体感しました。参加者からは,その熱さに驚き,感動する声が聞かれました。また,感想として,「実験を実際に行っていただけたのが素晴らしかった。」「市民と大学が一体となった講座で,大学のポリシーがよく反映されていたと感じた。」など,たくさんのお言葉をいただきました。
 平松先生,お疲れ様でした。そして,参加いただいた皆様,ありがとうございました。