教育学部

教員紹介/大庭 三枝

大庭 三枝 (おおば みえ)

大庭 三枝
  • 【職位】
    教育学部 児童教育学科 准教授
  • 【学位】
    教育学修士
  • 【専門】
    表現教育学,保育・幼児教育学
  • (研究テーマ)
    フランスの保育学校研究,保幼小連携、接続期の教材・地域を題材とした表現教材の開発、表現指導法
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Message

 人間は表現する力を持って生まれてきます。あなたの素敵な表現力を磨き,子どもの表現が輝く瞬間をともに感じることのできる心と体と頭を鍛えましょう。そして,子どもの(大人も)心が動く表現教材を一緒に作ってみませんか。

担当授業科目

フランス語I

 自己および身近な状況など日常的な事柄に関する基礎的な聴解力・会話力・読解力・文書作成力の4分野にわたるフランス語能力を身につける。社会言語として実践的な場面における意思疎通を可能とする語学力を身につけるため,フランス語成立の背景となっている生活・社会文化や地理歴史などを映像を交えて学習しながら,基本的な語彙・文法・表現(口頭・文書)を反復練習する。使えるフランス語習得を目ざし,日本人が苦手とする聴解力・口答表現力を重点的に鍛える。

フランス語II

 フランス語(1)に引き続き,日常的な事柄に関するやや発展した聴解力・会話力・読解力・文書作成力の4分野にわたるフランス語能力を身につける。フランス語成立の背景となっている生活・社会文化や地理歴史・社会問題・教育制度・文学などを学習しながら,社会言語として実践的な場面における意思疎通を可能とする語学力を身につける。礼儀正しい表現など日常生活を円滑に行うためのやや発展した語彙・文法・表現(口頭・文書)を反復練習する。DELFA1と並行して,文部科学省認定実用フランス語技能検定4級相当のフランス語運用能力を習得する。

健康・スポーツIIB

 生涯スポーツとして,また社会人として関わりを持つ可能性の多い種目や福山市の公共施設を有効利用した,複数のコースの中からひとつを選択し,その競技特性について,実践を通してより専門的に学ぶ。健康スポーツIIBでは,集中コースとし,夏季の二上りおどりや漕艇,スクーバダイビングの中からいずれかを選択する。二上りおどりでは,福山の伝統や歴史について複合的に学び,漕艇,スクーバでは河川や海域の汚染といった環境問題についても学ぶ。講師や地域の人と接する中で,社会の一員としての立場を理解し,マナーや規則の重要性について,理解することも目的とする。

保育内容A(表現)

 豊かな自己表現ができる子を育てるために,保育者として幼児の表現発達段階を理解し,心の動きを柔軟に感じ取り共感できる感性を身につける。学生自身も表現者として,保育現場で豊かなコミュニケーションが図れるよう様々な身体技能(姿勢,歩き方,手話など)と表現技術(発声,歌,紙芝居,劇など)を習得する。協同的作業を通じて仲間との連携,報告・連絡・相談・確認といった組織的活動を円滑に進めるための基本的な行動を身につける。相互評価方法と学外実践を活用し,切磋琢磨しながら自身の表現力を向上させる。

運動・身体表現活動I(基礎)

 身体運動の基本となる姿勢・歩き方など生活動作の正しい形を身につける。幼児の発育・発達に応じた様々なオリジナル運動・身体表現あそび教材を実践し,季節や年間行事等を反映した教材展開と教材開発,具体的な指導・援助の方法を習得する。また,身近な素材からあそびを発展させる工夫(ペットボトルから「カッチンくん」)や地域の伝統芸能活用法(二上りリズム)を学ぶ。運動あそび指導技術を構造化した相互評価方法や学外実践を活用し,学生相互が切磋琢磨しながら主体的・協同的問題解決スキルを向上させる。

運動・身体表現活動II(応用)

 幼児の心身の総合的な発達に寄与する発展した運動・表現あそびについて,発達段階や運動要素に応じて学習し,小学校との接続を見通した運動・表現活動を保育に織り込む技術および,子どもが主体的に取り組むための適切な指導や環境作りができる保育構想力を身につける。豊かに自己表現ができ運動が大好きな子を育て,体を使って遊ぶ力を子どもたちに保障するための保育・教育技術を習得する。相互評価方法や学外実践を活用し,学生相互が切磋琢磨しながら主体的・協同的問題解決スキルを向上させる。

保育表現研究特論

 幼児・児童期における表現あそびは身体発達のみならず,リズムや音感,言語の獲得,関係性の構築といった様々な分野の発達と密接に関連していることを解説する。日本およびフランスを中心とした諸外国の表現あそびを取り上げ,国際比較を行う。様々な生活文化を背景として形成された表現あそびの構造を理解し,保育・教育計画での位置づけ,保育・教育現場への活用や展開方法についても実践的に考察し,その技術を身につける。人間が発達していく上で,原初に現れる表現活動を,持続的に自ら発達させることのできる子どもを育てる視点を養う。

略歴

昭和62年3月 大阪大学 人間科学部人間科学科 卒業
平成3年3月 学位取得:教育学修士(筑波大学)
平成8年6月 フランス・トゥール大学 DEA 教育科学研究科
単位取得後退学
平成3年4月~平成11年3月 フランス・トゥレーヌ甲南学園 高等部・中等部 教諭
平成11年4月 川崎医療福祉大学 特別講師
平成13年4月 川崎医療福祉大学 非常勤講師
平成17年4月 福山市立女子短期大学 保育科 講師
平成21年4月 福山市立女子短期大学 保育科 准教授
新見公立短期大学 幼児教育学科 非常勤講師

主な著書・論文等

【著書】

  • 『フランスにおける子ども主体の「保育学校(L'école maternelle)」-小学校化する教育政策から「独自性」への転換-』
    (『子どもの養育の社会化-パラダイム・チェンジのために-』安川悦子他編,御茶の水書房,2014年,共著)
  • 『フランスにおける表現教育の展開―保育学校課程から大切に育てる「感じて表現する能力」―』
    (『児童教育学を創る-福山市立大学開学記念論集』児島書店,2012年,共著)
  • 『母と子の八月八日-福山空襲と母子三人像』
    (『母と子の八月八日-福山空襲と母子三人像-』絵本制作委員会,2009年,共著)

【論文等】

  • 「子どもの育ちと学びの連続性に着目した地域における表現活動-フランスにおけるアニマシオンの事例から-」
    (『福山市立大学教育学部紀要』第3巻,2015年)
  • 「フランスの保育学校における表現活動」
    (『福山市立大学教育学部紀要』第1巻,2013年)
  • 「地域を題材とした表現教材開発と演出指導法の研究-福山の民話紙芝居の制作・実践を通して-」
    (『福山市立女子短期大学研究教育公開センター年報』第9号,2012年)
  • 「保育者における総合的な身体表現指導力養成を目指した教育方法の開発-異学年合同授業と学外実践を活用した指導計画とカリキュラムマネジメント-」
    (『福山市立女子短期大学紀要』第39号,2012年)
  • 「フランスにおける紙芝居を活用した平和学習の試み~保育学校・小学校の子どもたちが感じたこととその表現方法~」
    (『福山市立女子短期大学研究教育公開センター年報』第8号,2011年)
  • 「伝統芸能を活用した身体表現教材の体育授業導入に関する研究-広島県福山市の「二上りおどり」とリズム運動教材「二上りリズム」の活用-」(共著)
    (『福山市立女子短期大学研究教育公開センター年報』第7号,2010年)
  • 「総合的な学びとしての身体表現指導に関する事例研究」
    (『福山市立女子短期大学研究教育公開センター年報』第6号,2009年)
  • 「フランスにおける就学前児童の保育状況」
    (『福山市立女子短期大学研究教育公開センター年報』第4号,2007年)
  • 「フランスにおける保育学校(L'école maternelle)の果たす役割」
    (『福山市立女子短期大学研究教育公開センター年報』第5号,2007年)
  • 「在外教育施設と地域社会-フランスにおける社会文化活動報告-」
    (『社会文化研究』第4号,社会文化学会 編,2001年)

【翻訳紙芝居】

  • Walk togather~We are always with you~(英語)
    Marchons ensemble~nous sommes toujours avec vous~(仏語)
    (『被爆アオギリ物語そばにいるよ~いっしょにあるいていこう~』3か国語紙芝居,コミュニティ・ルネッサンス研究所,2014年)

【報告書】

  • 『福山市の保幼小連携に関する研究(平成24年~26年度)の分析-地域の特性を活かした連携構築と実践知の共有に向けて-』
    (平成26年度福山市立大学重点研究報告書、2015年)
  • 『無形文化財を活用した教育プログラムの展開~広島県福山市の「二上りおどり」を題材にして共生のまちづくりをめざす~』
    (福山市立女子短期大学 現代GP報告書、2009年)