2020年7月20日

磯永吉氏の関連資料を特別展示しています（～7/31）

福山市出身の農学者，磯永吉氏は，1886年に現在の福山市霞町で生まれ，1905年に札幌農学校（現在の北海道大学）へ入学，1912年に台湾へ渡りました。そこで稲の品種改良に取り組み，「蓬莱米」と呼ばれる新たな台湾米の開発に成功して，1957年に帰国しています。1972年にその生涯を閉じるまで，台湾をはじめアジア各地，日本の農業発展に大きく貢献しました。

ただいま，磯氏の著書や研究成果物，写真，ご遺族から貸与された貴重な資料等の特別展示を行っています。この機会にぜひ，福山市の先人の功績を知るとともに，台湾や日本の歴史をより深く理解するきっかけとしてください。

展示の様子です。磯氏の著書や写真，帰国時に蒋介石総統から贈られた勲章など，
ここでしか見ることができない貴重な資料を展示しています。

学生も興味をもって資料を見ています。

展示期間は2020年7月13日（月）～31日（金）です。