2021年7月 5日

本学卒業生が共著で本を出版しました！

エリアマネジメント・ケースメソッド : 官民連携による地域経営の教科書 / 保井美樹, 泉山塁威, 日本都市計画学会・エリアマネジメント人材育成研究会編著 : 葛西優香, 大西春樹 [ほか] 著

都市経営学部第2期卒業生の大西春樹さんが，共著で本を出版され，母校である本学に寄贈してくれました！
著者紹介によると，現在は倉敷市で働かれているようです。都市経営学部で学んだことを活かして活躍されているようで，職員一同とてもうれしく思います。
担当ゼミ教員の岡辺先生も喜んでいました。
先輩の活躍は学生の皆さんにとっても励みになるのではないでしょうか。
後輩へのメッセージと本の紹介をお願いしたところ，素敵なメッセージをくださいました。

「エリアマネジメント・ケースメソッド」について

皆さん，こんにちは。都市経営学部第2期卒業生（元岡辺ゼミ）の大西と申します。
この度，日本都市計画学会の研究会から「エリアマネジメント・ケースメソッド」という本を共著で出版することになりました。
近年，全国各地で「官民連携によるまちづくり」や「公共空間の利活用」等の活動が本格化してきている中，本研究会では，「どのようなスキル・経験を持つ人材がエリアマネジメント（以下，エリマネ）の現場で求められているのか」検討してきました。
そこで，本書では，エリマネ団体の各担当者が，課題とどのように向き合い対応したかを，読者の方も追体験できるようにまとめています。特に，事例ごとにディスカッションの論点を示しているので，ぜひ「自分だったらどうするか」考えながら読んでみてもらえると幸いです。

後輩へのメッセージ

私がエリマネに興味を持ち，この本の出版に関わる事になったのは，岡辺先生を始めとする先生方や，地域を元気にするために汗を流す大人の方々との出会いがあったからです。
世の中には数えきれないほどの業界／研究分野とそれに関わる人がおり，いつ・どこで・どのような出会い（転機）があるか分かりません。今は新型コロナウイルスの影響で，就活も研究も大変だと思いますが，自分の興味のある事に出会う確率を上げるためにも，情報のアンテナを張り巡らせ，貴重な大学生活を楽しんでください。応援しています！