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お知らせ 2024年7月 1日
2024年6月25日、カイロ大学(エジプト・ギーザ市)のハニー・A・エルシェミー教授による特別講演会を開催し、多くの学生と教職員が参加しました。
今回の講演は、エルシェミー教授が佐藤学長とのご縁で来学されるということで実現しました。同教授は、カイロ大学にて生化学博士号、広島大学で遺伝子工学博士号を取得され、多くの著書や論文を出版されています。輝かしいご経歴をお持ちですが、最近は、2013~14年エジプト科学技術アカデミー副会長、2018年からアフリカ科学アカデミー・フェロー、2018~22年在日エジプト大使館文化参事官などを務められており、大の親日家です。エジプトは、近年、アラブの盟主及びアフリカの大国という2つの顔を持ち、グローバルサウスを代表する国の1つとして世界でプレゼンスを高め、また科学技術分野でも急成長を遂げてきています。
講演では、都市経営学部の上別府教授の進行の下、エルシェミー教授は、科学者としての視点から、エジプトやアフリカに気候変動や異常気象がもたらしている旱魃や洪水などの影響とその原因について分かりやすく説明され、アフリカにおける気候変動の影響を減らすためのアフリカ諸国や他の途上国の貢献の可能性、それに対するヨーロッパや日本などの先進国の貢献の在り方について指摘されました。
講演後は学生や教員との質疑応答や意見交換などが活発に行われました。学生からは、「アフリカ諸国の二酸化炭素排出量は先進国に比べて少ないにもかかわらず、どうして削減目標が定められているのか。不公平ではないか。」など気候変動に関する質問や、エジプトの文化や料理などの質問が出され、エルシェミー教授は丁寧に答えておられました。また、エジプト特産のデーツも参加者に振舞っていただき、大変好評でした。
最後に、学生に対し、世界は広く、常にオープンマインドで、外国の文化に触れ、外国語を学ぶことが大事であり、未来は皆さんの肩にかかっているとの力強いメッセージをいただきました。
講演会後、佐藤学長よりエルシェミー教授に感謝状が贈呈されました。
エルシェミー教授の来学は今回2回目。今後も引き続き大学間交流に向けた議論を深めていきます。