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お知らせ 2024年12月10日
第65回中・四国保育学生研究大会(主催:中・四国保育士養成協議会、後援:広島県、広島県教育委員会、当番校:広島女学院大学中国学園大学)が、2024年12月1日(日)に行われ、「保育内容(表現A)」(2年)履修者は、協同的な教材研究の成果として「子どもたちを理解し寄り添うための表現学習~地域から学び、様々な世代と交流する~」を発表しました。
保育コースの学生は入学以来2年生との合同授業や学外実践によって、実習の場である福山の地域理解を深めていきます。江崎誠さん・世良公則さんによって作られた大学歌「Road to the Future」には本学の理念「キャンパスは街」が歌われており、この授業で学んだ大学歌の歌声にのせて、「大学での学習と学外実践との往還から得られた」、子どもたちと関わる上での表現理解と表現力の学習成果を教材化するプロセスを研究発表しました。約一年半の福山における学びを体系化し、子どもたちにわかりやすくペットボトルを再使用した「カッチンくん」の作り方と福山の伝統芸能「二上りおどり」のリズムを活用した地域紹介「二上りリズム」の2本の映像教材を作成、協同的な教材研究の意義と成果を発表しました。
幼児期の発達理解と他者意識に裏付けられ、よりよい教材を目指して互いに意見を出し合い協力して取り組んだ研究に対し、ほぼ満席の会場にはメモを盛んに取る参加者も多く、大きな拍手が寄せられました。
この他にも本学からは教育学部保育コース4年生2人が研究発表しました。(文責:大庭三枝)