○福山市立大学都市経営学部履修規程

平成23年4月1日

福山市立大学規程第35号

(趣旨)

第1条 この規程は、福山市立大学学則(令和3年大学規則第1号。以下「学則」という。)第29条第3項の規定により、福山市立大学都市経営学部の履修に関し必要な事項を定めるものとする。

(4学期制)

第2条 学則第16条の規定により、福山市立大学(以下「本学」という。)の授業は、4学期制とする。

2 前項の4学期制とは、1学年を、授業期間を8週とする4学期に区分し、集中的に密度の濃い学修を行い、原則として単位認定を完結させる制度をいうものとする。

3 前項の規定にかかわらず、一部の外国語科目や演習科目等については、複数の学期にわたり開講する。

(授業科目等)

第3条 授業の科目区分、名称、単位数及び卒業に必要な単位数は、学則別表(2)のとおりとする。また、授業形態は、別表第1のとおりとする。

2 前項の卒業に必要な単位数に、別表第2の自由科目は、含まないものとする。

3 学則第44条第3項の規定による資格等の取得のために必要な単位の修得は、別表第3のとおりとする。

(授業科目の内容等)

第4条 各学期に開設する授業科目、単位数、担当教員及び授業計画、学修成果の評価基準等を示した授業概要(シラバス)を、原則として、年度の第1学期の授業開始前に公示する。

(履修の登録)

第5条 学生は、毎学年度始めの所定の期日までに、当該年度の第1学期、第2学期、第3学期及び第4学期に履修しようとする全ての授業科目について、履修登録を行わなければならない。ただし、原則として、上級年次に配当されている授業科目の履修登録はできない。また、授業科目によっては、受講者数を制限することがある。

2 第2学期、第3学期又は第4学期の履修登録に変更がある場合は、第2学期に履修する授業科目については第2学期の開始後、第3学期及び第4学期に履修する授業科目については第3学期の開始後、第4学期に履修する授業科目については第4学期の開始後、所定の期日までに履修登録の変更手続を行わなければならない。なお、変更のない場合であっても、履修登録科目の確認の手続をしなければならない。

3 登録内容に不備がある場合は、所定の期日までに修正の手続を行わなければならない。

4 前3項の登録等の手続は、学内情報システムにより行うものとし、履修登録締切日以降は、原則として登録を受け付けない。

(履修の制限)

第6条 学生が各年次にわたって適切に授業科目を履修するため、履修科目として年間に登録することができる単位数の上限(以下「上限単位数」という。)は、42単位までとする。

2 上限単位数には、再履修する授業科目及び次の表に掲げる授業科目の単位数は、算入しない。

科目区分

授業科目の名称

専門教育科目

実践科目

海外語学研修

企業・行政実習

環境開発実習

自由科目

建築士科目

設計製図Ⅰ

設計製図Ⅱ

設計製図Ⅲ

設計製図Ⅳ

CAD演習Ⅰ

CAD演習Ⅱ

建築一般構造

建築構造力学

建築材料

建築設備

建築施工

3 この条の規定は、在学年次が4年を超える学生及び編入学生については、適用しない。

4 次に掲げる授業科目は、履修することができない。

(1) 履修登録をしていない授業科目

(2) 既に単位を修得した授業科目

(3) 授業時間が重複する授業科目

(定期試験)

第7条 試験は、期間を設けず、原則として第8週2回目の授業日(16回目の授業日)を試験日に充てるものとする。ただし、1週間に1回の授業で2学期(16週)にわたり開講する科目の場合には、16週目の授業日を試験日に充てる。

2 試験は、筆記試験その他の方法で行うものとする。

3 演習、実験、実習、実技等の授業科目については、製作品、レポート、平常の成績等をもって試験に代えることができる。

(追試験)

第8条 病気、災害その他特別の事情により試験を受験できない場合は、追試験を受けることができる。

2 追試験を希望する者は、所定の期日までに追試験願を提出しなければならない。ただし、病気のときは、医師の診断書を添付しなければならない。

(再試験)

第9条 試験を受験して不合格になった者に対する再試験は、行わない。ただし、やむを得ない事情により教授会が再試験の必要を認める場合には、これを行うことができる。

2 再試験を希望する者は、再試験願を提出しなければならない。

(レポート及び随時試験)

第10条 授業科目担当教員は、必要と認めるときは、随時、レポート課題を課し、又は試験を行うことができる。

2 授業科目担当教員は、必要と認めるときは、レポート課題の評価や随時試験をもって、第7条第1項に規定する試験に代えることができる。

(成績評価の基準等)

第11条 成績の評価は、試験又はこれに代わる方法によって判定する。

2 学則第32条第2項に規定する成績評価の基準は、秀(100点から90点まで)、優(89点から80点まで)、良(79点から70点まで)、可(69点から60点まで)及び不可(59点以下)とする。

3 学生は、成績評価に疑義があるときは、所定の期日までに学務課に申し出ることができる。

(学修成果の評価)

第12条 履修登録した各授業科目の成績に対して、グレード・ポイント(以下「GP」という。)を与え、これに基づき履修科目の成績の平均値(以下「GPA」という。)を算出する。

2 GP及びGPAの算出方法については、別に定める。

(他大学等における授業科目の履修)

第13条 学則第33条に規定する本学在学中における他大学等での履修を希望する者は、履修しようとする授業科目について、所定の期日までに他大学等授業科目履修願を学務課に提出しなければならない。

2 前項の規定は、留学、その他やむを得ない事情があると認められる場合には、他大学等における単位の修得後の届出によることができる。

(入学前の既修得単位の認定)

第14条 学則第34条に規定する入学前の授業科目の単位の修得の認定を希望する者は、所定の期日までに学務課に既修得単位認定願を提出しなければならない。

(補則)

第15条 この規程に定めるもののほか、授業科目の履修方法等に関し必要な事項は、別に定める。

この規程は、平成23年4月1日から施行する。

この規程は、平成24年4月1日から施行する。

この規程は、平成25年9月1日から施行する。

この規程は、平成27年4月1日から施行する。

(施行期日)

1 この規程は、平成29年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 平成28年度以前の入学者に係る授業科目、単位数及び履修方法については、改正後の別表(フランス語Ⅲに係る部分を除く。)及び第6条第2項に掲げる表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(施行期日)

1 この規程は、平成30年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 平成28年度以前の入学者に係る授業科目、単位数及び履修方法については、改正後の別表(韓国・北朝鮮社会論に係る部分を除く。)の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(施行期日)

1 この規程は、平成31年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 平成30年度以前の入学者に係る授業科目、単位数及び履修の制限については、改正後の別表(地域と都市の防災、食料・農業経済論、経営戦略論、都市社会の心理に係る部分を除く。)の規定にかかわらず、なお従前の例による。

(施行期日)

1 この規程は、令和2年4月1日から施行する。ただし、別表3については令和2年3月1日から施行する。

(経過措置)

2 令和元年度以前の入学者に係る授業科目、単位数については、改正後の別表1(認知科学及び都市社会のデータ解析に係る部分を除く。)の規定にかかわらず、なお従前の例による。

3 平成30年度以前の入学者に係る二級建築士・木造建築士受験資格の取得に当たっては、都市水環境システムの授業科目を別表3⑩その他の2単位の選択科目とする。

(施行期日)

1 この規程は、令和3年2月22日から施行する。

(経過措置)

2 平成28年度以前の入学者については、改正後の別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。

この規程は、令和3年4月1日から施行する。

(施行期日)

1 この規程は、令和5年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 令和4年度以前の入学者に係る授業科目及び単位数については、改正後の別表(社会心理学に係る部分を除く。)の規定にかかわらず、なお従前の例による。

別表第1(第3条関係)

科目区分

授業科目の名称

単位数

授業形態

共通教育科目

教養科目

人間と文化

哲学

2

講義

教育学

2

講義

心理学

2

講義

社会思想史

2

講義

家族とジェンダー

2

講義

美術史

2

講義

瀬戸内の歴史と文化

2

講義

社会心理学

2

講義

社会と経済

法学概論

2

講義

日本国憲法

2

講義

行政法

2

講義

現代の経済

2

講義

現代の経営

2

講義

会計学概論

2

講義

社会調査法

2

講義(一部演習)

国際関係史

2

講義

平和学

2

講義

メディア論

2

講義

人間と自然

数理の世界

2

講義

統計の世界

2

講義

生命科学

2

講義

地球の進化

2

講義

科学史・科学哲学

2

講義

近代哲学と技術

2

講義

フィールド情報学

2

講義

生物学概論

2

講義

環境と生活

環境と物理

2

講義

化学と環境

2

講義

生物生態学

2

講義

自然誌概論

2

講義

自然誌実習

1

実習

森林資源学

2

講義

環境資源論

2

講義

環境科学実験

1

実験

地域学(福山学)

2

講義

リテラシー科目

外国語

英語

総合英語Ⅰ

1

演習

総合英語Ⅱ

1

演習

総合英語Ⅲ

1

演習

総合英語Ⅳ

1

演習

英語コミュニケーションA

1

演習

英語コミュニケーションB

1

演習

ビジネス英語Ⅰ

1

演習

ビジネス英語Ⅱ

1

演習

ビジネス英語Ⅲ

1

演習

上級英語Ⅰ

1

演習

上級英語Ⅱ

1

演習

中国語

入門中国語Ⅰ

1

演習

入門中国語Ⅱ

1

演習

初級中国語Ⅰ

1

演習

初級中国語Ⅱ

1

演習

中級中国語Ⅰ

1

演習

中級中国語Ⅱ

1

演習

フランス語・ポルトガル語

フランス語Ⅰ

1

演習

フランス語Ⅱ

1

演習

フランス語Ⅲ

1

演習

ポルトガル語Ⅰ

1

演習

ポルトガル語Ⅱ

1

演習

情報科学

データサイエンス基礎Ⅰ

1

演習(一部講義)

データサイエンス基礎Ⅱ

1

演習(一部講義)

情報応用演習Ⅰ

1

演習

情報応用演習Ⅱ

1

演習

人間力科目

キャリアデザイン

キャリアデザインA

2

講義

キャリアデザインB

2

講義

体育・健康

健康・スポーツⅠ

1

実技

健康・スポーツⅡA

1

実技

健康・スポーツⅡB

1

実技

健康・スポーツⅡC

1

実技

健康科学

2

講義

入門ゼミ

大学入門ゼミⅠ

2

演習

大学入門ゼミⅡ

2

演習

専門教育科目

学部基礎科目

都市経営入門

2

講義

都市デザイン入門

2

講義

社会学入門

2

講義

経済学入門

2

講義

地球環境入門

2

講義

都市経営ゼミ

2

演習

GIS演習Ⅰ

2

演習

基幹科目

都市の歴史

2

講義

都市基盤施設論

2

講義

都市計画論

2

講義

都市生活学

2

講義

ミクロ経済学

2

講義

経営学総論

2

講義

マクロ経済学

2

講義

公共政策論

2

講義

地域経済論

2

講義

都市社会学

2

講義

多文化共生論

2

講義

国際関係論

2

講義

展開科目

計画・デザイン

土地利用計画

2

講義

都市交通政策

2

講義

都市水環境システム

2

講義

建築の歴史

2

講義

建築計画

2

講義

都市景観論

2

講義

建築都市計画法規

2

講義

生活環境論

2

講義

住宅政策論

2

講義

生活空間学

2

講義

環境人間工学

2

講義(一部演習)

アーバンデザイン演習

2

演習

まちづくり計画特講

2

演習

GIS演習Ⅱ

2

演習

地域と都市の防災

2

講義

都市社会のデータ解析

2

講義

経済・経営

行政学

2

講義

地方財政論

2

講義

金融システム論

2

講義

経営管理論

2

講義

マーケティング論

2

講義

起業論

2

講義

経営分析

2

講義

生活構造論

2

講義

福祉開発論

2

講義

異文化経営論

2

講義

環境経営学

2

講義

地域産業論

2

講義

経済思想史

2

講義

食料・農業経済論

2

講義

経営戦略論

2

講義

共生・開発

市民自治論

2

講義

都市情報論

2

講義

異文化コミュニケーション論

2

講義

環境地理学

2

講義

地域文化史

2

講義

地域産業史

2

講義

国際協力論

2

講義

国際開発論

2

講義

国際援助政策

2

講義

英米社会論

2

講義

アラスカ社会論

2

講義

韓国・北朝鮮社会論

2

講義

中国社会文化論

2

講義

イスラーム社会論

2

講義

ラテンアメリカ社会論

2

講義

都市社会の心理

2

講義

実践科目

海外語学研修

2

実習

企業・行政実習

2

実習

環境開発実習

2

実習(一部講義)

まちづくり計画実践演習

2

演習

産業創生実践演習

2

演習

都市社会実践演習

2

演習

専門演習

専門演習Ⅰ

2

演習

専門演習Ⅱ

2

演習

卒業研究

卒業研究

6

演習

自由科目

建築士科目

設計製図Ⅰ

1

演習

設計製図Ⅱ

1

演習

設計製図Ⅲ

1

演習

設計製図Ⅳ

1

演習

CAD演習Ⅰ

1

演習

CAD演習Ⅱ

1

演習

建築一般構造

2

講義

建築構造力学

2

講義

建築材料

2

講義

建築設備

2

講義

建築施工

2

講義

別表第2(第3条関係)

卒業に必要な単位に含まれない科目

科目区分

授業科目の名称

単位数

授業形態

自由科目

建築士科目

設計製図Ⅰ

1

演習

設計製図Ⅱ

1

演習

設計製図Ⅲ

1

演習

設計製図Ⅳ

1

演習

CAD演習Ⅰ

1

演習

CAD演習Ⅱ

1

演習

建築一般構造

2

講義

建築構造力学

2

講義

建築材料

2

講義

建築設備

2

講義

建築施工

2

講義

別表第3(第3条関係)

二級建築士・木造建築士受験資格

国土交通省告示に定める科目区分等

対応する本学の開設授業科目

指定科目の分類

要件単位数

授業科目

年次

単位

履修基準

受験資格取得のための履修方法

(括弧内は本学推奨)

①建築設計製図

3単位以上

10単位以上

設計製図Ⅰ

2・3

1

自由

3単位以上

(5単位以上)

設計製図Ⅱ

2・3

1

自由

設計製図Ⅲ

3・4

1

自由

設計製図Ⅳ

3・4

1

自由

CAD演習Ⅰ

2・3

1

自由

CAD演習Ⅱ

3・4

1

自由

アーバンデザイン演習

3

2

選択

②建築計画

③建築環境工学

④建築設備

2単位以上

建築計画

2・3

2

選択

2単位以上

(8単位)

環境人間工学

3・4

2

選択

建築設備

3・4

2

自由

建築の歴史

2・3

2

選択

⑤構造力学

⑥建築一般構造

⑦建築材料

3単位以上

建築構造力学

3・4

2

自由

3単位以上

(6単位)

建築一般構造

2・3

2

自由

建築材料

3・4

2

自由

⑧建築生産

1単位以上

建築施工

3・4

2

自由

1単位以上

(2単位)

⑨建築法規

1単位以上

建築都市計画法規

3・4

2

選択

1単位以上

(2単位)

⑩その他

適宜

都市の歴史

1

2

必修

適宜

都市基盤施設論

2

2

必修

都市計画論

2

2

必修

都市生活学

2

2

必修

土地利用計画

2・3

2

選択

都市景観論

3

2

選択

生活環境論

2・3

2

選択

生活空間学

3

2

選択

住宅政策論

3・4

2

選択

①~⑩の計

20単位以上

20単位以上(40単位以上)

【注】「受験資格取得のための履修方法」欄の「◎」及び「○」は、それぞれ受験資格取得のための必修科目(◎)及び選択科目(○)を表します。本学では40単位以上の修得を推奨します。

福山市立大学都市経営学部履修規程

平成23年4月1日 大学規程第35号

(令和5年4月1日施行)

体系情報
大  学/ 教務・学務
沿革情報
平成23年4月1日 大学規程第35号
平成24年2月8日 大学規程第77号
平成25年8月5日 大学規程第6号
平成27年3月19日 大学規程第52号
平成28年12月8日 大学規程第12号
平成29年12月25日 大学規程第16号
平成30年12月21日 大学規程第9号
令和2年2月19日 大学規程第6号
令和3年2月22日 大学規程第2号
令和3年4月1日 大学規程第17号
令和4年11月24日 大学規程第4号