都市経営学部

教員紹介/堤 行彦

堤 行彦 (つつみ ゆきひこ)

堤 行彦
  • 【職位】
    都市経営学部 都市経営学科 教授(学部長兼研究科長)
  • 【学位】
    工学博士
  • 【専門】
    環境工学,環境学
  • (研究テーマ)
    ・水の最適な循環システムに関する研究
    ・新しい水処理技術・システムの研究
    ・水道,下水道システムに関する最適化の検討
  • 地域貢献活動情報
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Message

21世紀は『水』の世紀と言われています。人口増加と水,食料と水など水の重要性が世界中で再認識されています。都市活動にも『水』は不可欠です。『都市と水について一緒に考えてみませんか。』

担当授業科目

都市水環境システム

上水道,下水道などの水に関する都市インフラ施設の現状,課題,今後の在り方について,グローバルな視点を含めて幅広く講義を行う。内容は,水循環システムの中での水利用の観点から,上水道,下水道の水処理施設などの概要及び水不足・水質汚染等都市水環境問題の現状と課題,その取り組みなどの講義である。その講義内容を通して,都市水基盤施設の理解を深め社会の中での水の重要性を認識させ水環境に関する幅広い視野を持たせる。

化学と環境

有機化学や無機化学の基礎,環境関連の化学に関する講義を行う。内容は,有機物,無機物の構造や反応,分析などの一般知識を重点に講義し,環境と関連する水中有機物,水中無機物,そのような化学物質の毒性,環境関連の化学製品や技術など環境と関連する内容も一部含める。この講義で,社会に出た時や今後各専門分野へ進んでいく際に最低限必要な化学の基礎知識を持たせる。

環境科学実験

持続可能な都市の設計のためには,水と河川の性質や,限りある水資源の有効な利用方法を知る必要がある。この講義では,水や河川に関連する室内実験と野外実習をグループで行い,水の性質,河川の地形や河川水の利用について理解を深める。野外実習の実施にあたっては,学生自らが計画を立案し,グループごとに結果をまとめ,発表と議論を行い,実験結果についての理解を深める。これにより,データの取り方やまとめ方の基礎を学び,科学的方法の基礎を習得する。(※芦田川の実習は,土日を利用して行う。)

略歴

昭和53年3月 群馬大学大学院 工学研究科 応用化学専攻
修士課程 修了(工学修士)
昭和57年3月 北海道大学大学院 工学研究科 衛生工学専攻
博士後期課程 修了(工学博士)
[博士論文題名]
“ Ozone Process in Water and Wastewater Treatment ”
昭和57年5月~昭和59年2月 ソシエテ・リヨネーゼ・デゾー(現 スエズ)中央研究所客員研究員
(フランス,ル・ペック)
昭和59年4月 久保田鉄工株式会社(現 株式会社 クボタ)
平成15年6月 株式会社クボタ 上水エンジニアリング部長
平成16年4月 株式会社クボタ 上下水エンジニアリング技術部長
平成22年1月~ 株式会社クボタ 海外推進部担当部長

主な著書・論文等

【著書】

  • 『浄水技術ガイドライン(2000年度版)』
    ((財)水道技術研究センター,2000年,共著)
  • 『環境工学公式・モデル・数値集』
    (丸善,2004年,共著)
  • 『新しい浄水技術—産官学共同プロジェクトの成果』
    (技報堂,2005年,共著)
  • 『機械工学便覧応用システム編α10環境システム』
    (丸善,2008年,共著)

【翻訳】

  • ワルター.J.ウェーバー『水質制御の物理化学的プロセス』
    (朝倉書店,1981年,共訳)

【論文】

  • 「トリハロメタン生成能に関する研究(I) −有機成分の紫外部吸収とTHM生成能− 」
    (『水道協会雑誌』第574号,1982年)
  • 「トリハロメタン生成能に関する研究(II) −オゾン処理とTHM生成能− 」
    (『水道協会雑誌』第576号,1982年)
  • 「浄水処理におけるオゾン,オゾン+活性炭プロセスの評価 −セーヌ川実験プラント− 」
    (『水道協会雑誌』第600号,1984年)
  • “ Characterization of total halogenated compounds during various water treatment processes ”
    (Water Chlorination Chemistry Chapter 92, Volume 5,1983年)
  • “ Use of gel permiation chromatography to study water treatment processes ”
    (American Chemistry Society 18,1985年)
  • “ Virus removal by ceramic membrane microfiltration with coagulation pretreatment ”
    (Water Science and Technology: Water Spply Vol.3 N0.5-6,2003年)
  • 「酸化塩素処理による浄水処理システムの改善に向けた実証実験」
    (『水道協会雑誌』第852号,2005年)