都市経営学部

教員紹介/山口 健一

山口 健一 (やまぐち けんいち)

山口 健一
  • 【職位】
    都市経営学部 都市経営学科 准教授
  • 【学位】
    博士(情報科学)
  • 【専門】
    共生社会論,社会学
  • (研究テーマ)
    シンボリック相互行為論の異文化コミュニケーション的展開の研究と,異文化・異民族のマイノリティとマジョリティとの交流の経験的研究
  • 地域貢献活動情報
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Message

大学生活は,高校までと異なり自分でアンテナを広げて視野を広げることができる貴重な期間です。そして,大学での授業はもちろん,さまざまな異文化の人びととの交流を通じて大きく成長するまたとない機会です。
福山市には,日系ブラジル人や在日コリアンといった異文化・異民族の人びとが住んでいます。学生のみなさん,福山市から日本や世界の流れを感じ取るアンテナをはりましょう!

担当授業科目

都市経営と社会学

社会学の基礎的な理論とさまざまな社会学的研究をみていくことにより,社会学の基礎的な考え方を講義する。まず,人と人とのコミュニケーションに着目しつつ社会学の基本的な理論をみていく。次に,われわれが生きている現代社会と関連させながら,社会学的な視点の諸研究をみていく。特にボランティア実践の意義と限界について触れつつ,現代社会の特徴と社会学的なものの見方を講義する。

多文化共生論

異文化の他者たちが出会い相互行為する現代日本社会における「共生」の重要性について講義する。具体的には,日本社会において「共生」が着目されるようになった背景,さまざまなマイノリティと異文化のマジョリティ集団との間で発生する葛藤の歴史と現状を講義しつつ,「共生」理念の意義と限界の理解を深める。また,日本社会において実践されるさまざまな多文化共生の事例を紹介する。本講義は,多文化共生が求められる日本社会の現状理解を深めるとともに,理念と実践の双方から「共生」を理解することを目的としている。

異文化コミュニケーション論

異文化コミュニケーション理論の基礎的な知識と,現代日本社会と関連させた上での異文化コミュニケーションの意義について講義する。具体的には,社会学の一潮流をなすシンボリック相互行為論の観点から,文化とコミュニケーション,異文化理解と異文化コミュニケーション,文化接触と文化混交の基本的な理論を扱う。また,現代日本社会のコミュニケーション問題に触れつつ,異文化・異民族コミュニケーションの諸実践について紹介する。本講義は,現代日本社会に生きる人びとが異文化の他者とコミュニケーションする上での基礎的知識の習得を目的としている。

略歴

平成20年3月 東北大学大学院情報科学研究科 博士課程後期 修了
学位取得:博士(情報科学)
平成20年4月 京都大学大学院文学研究科 研修員
平成21年5月 京都大学大学院文学研究科 グローバルCOEプログラム
「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」 研究員

主な著書・論文等

【論文等】

  • (論文) 「A・ストラウスの社会的世界論における『混交』の論理」,『社会学研究』
    (2007年,東北社会学研究会)
  • (論文) 「『共生の作法』の経験的研究をめざして」,『社会学研究』
    (2008年,東北社会学研究会)
  • (共著) 「多様な意見に開かれたコミュニケーションへ」,「福山市立大学開学記念論集」編集委員会編『都市をデザインする』
    (2011年,児島書店)
  • (共著) 「在日朝鮮人-日本人間の〈親密な公共圏〉形成」,松田素二・鄭根埴編『コリアンディアスポラと東アジア社会』
    (2013年,京都大学学術出版会)
  • (論文) 「An Introduction to the Sociological Perspective of Symbolic Interactionism」『九州地区国立大学教育系・文系研究論文集』
    (桑原司との共著,2013年,九州地区国立大学間の連携事業に係る企画委員会リポジトリ部会)
  • (論文) 「在日朝鮮人の民衆文化運動の思想とその論理」『部落解放研究』
    (2015年,広島部落解放研究所)
  • (共著) 『承認欲望の社会変革』
    (西尾雄志・日下渉との共著,2015年,京都大学学術出版会)