Regional Cooperation / International Exchange / Research
開催レポート
近世福山城下町における洪水とその対策
6月25日(土)13:30~15:00
講演者
吉越 昭久 立命館大学 名誉教授
6月25日(土),公開講座「近世福山城下町における洪水とその対策」を開催し,多くの方が参加されました。
講師の吉越さんからは,まず「歴史災害」とは何かについてお話いただき,そこから近世の福山城下町やその周辺で起きた災害の特徴などを,資料や年表を基に教えていただきました。そして災害の中から「洪水」に着目し,近世福山城下町で行われたハード対策・ソフト対策とその効果に対する評価についてご紹介いただきました。
参加者からは,「水野家時代に河川のかけかえや水路を造ったりなどは習ったことがあったのですが,阿部家時代に制定された法令があったことなど,ハード・ソフト両面でこのように考えられていたことに驚きました。同時にこれほどまで整備されていたということは,この地域の災害の多さを思い知った気がします。現代で生きる私たちにも通じることが多々あると思いました。」,「福山に特化した話であったのでよかったと思います。わかりやすい説明ありがとうございました。」など様々な感想がありました。
今回の公開講座について,下記のURLより期間限定でオンデマンド配信を行っております。ぜひご覧ください。
(視聴期間2022年 6/30(木)~8/1(月))