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EVENT 2011年10月14日
2011年3月に起きた東日本大震災の記憶も新しい今,自然発生時の的確な情報提供の重要性や減災のための危機管理意識について改めて考えるため,福山市立大学 教育研究交流センターでは北海道大学名誉教授の岡田弘先生をお招きし,「災害時の危機管理について」と題した特別講演会を2011年10月7日(金)に開催しました。
講演で岡田先生は,2000年有珠山噴火時に住民の事前非難に尽力したその経験から,「もっとも必要な情報は何かを地元行政とメディア・マスコミ,科学者などの専門家が連携して即座に考えることが重要である」と述べられました。
また,東日本大震災では,科学技術が活用されず,正確な情報が伝わるのが遅れたために被害が拡大したと指摘され,繰り返された「想定外」という言葉は,「想定が甘かっただけ」と厳しい批判もありました。そして,「救うことができた命を救えなかったことが悔しい」と繰り返し述べられ,「災害発生のリスクを把握し,危機意識を日頃から持つことが大切。日頃から有事に備えた訓練を」と呼び掛けられました。
当日は,市民や関係機関の職員など約200名の方にご参加いただき,温暖で自然災害が少ないと言われる瀬戸内地方でも災害発生の可能性はゼロではなく,避難訓練の重要性を再認識する機会となりました。
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| 会場の様子。多くの方にご参加いただきました。 | 講演をされる岡田先生。 |
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