キャンパスレポート

2019年03月

学位記授与式を開催しました。

学位記授与式の写真 学位記授与式の写真

 3月23日(土)にふくやま芸術文化ホール(リーデンローズ)にて2018年度(平成30年度)福山市立大学学位記授与式を開催しました。
 卒業生245名及び修了生5名に,田丸学長から学位記が授与されました。
 学長は式辞の中で,「みなさんは今後の人生においても幾度となく岐路に立ち選択を迫られることと思います。みなさんが社会人として自立する道のりは、けっこう時間がかかるものです。地域社会の発展も一足飛びに実現できるものではありません。(中略)みなさんには厳しい状況にめげることなく、事実に基づく大局的な時代認識をもって、堂々と岐路に立ち続けていただきたいと思います。」と激励の言葉を贈りました。
>>学長式辞

さよなら・公開講座「水のすがたとゆくえを追いかけて」を開催しました。

さよなら公開講座 さよなら公開講座

 3月16日(土)に,本年度末をもって退任される本学教育学部 平松和彦教授によるさよなら・公開講座「水のすがたとゆくえを追いかけて」を開催しました。
 平松先生は,北海道の高校教諭を経て本学の教授となった経歴を持っており,教諭として働きながら行っていた地質・地形のフィールド調査についてと,水の三態変化を可視化する雪氷実験についてを中心にお話しいただきました。
 「平松式人工雪発生装置」と呼ばれる,ペットボトルやドライアイスを使用した実験装置を開発されたことによって,授業等で手軽に人工雪を開発できるようになったことや,過冷却水の凍結実験について,「純水をゆっくり冷やすと過冷却になる」という誤解があり,「実はお茶でもただの水道水でも過冷却は起こる」ことなどを,実験や映像とともに分かりやすく説明いただきました。
 特に,水の代わりに酢酸ナトリウムを使った実験では,実際に参加者が試験管を手に持った状態で液体が凝固する様子を観察し,固まる過程で生まれるエネルギーによって試験管が熱くなることを体感しました。参加者からは,その熱さに驚き,感動する声が聞かれました。また,感想として,「実験を実際に行っていただけたのが素晴らしかった。」「市民と大学が一体となった講座で,大学のポリシーがよく反映されていたと感じた。」など,たくさんのお言葉をいただきました。
 平松先生,お疲れ様でした。そして,参加いただいた皆様,ありがとうございました。

2月28日(木):FD講演会が開催されました。

FD講演会写真 FD講演会写真

 福山市立大学では,教員の教授能力等の向上をめざして,毎年,研修の機会を設けて研鑽を重ねてきています。今回の講演会は,より前向きな活動を継続するために,これまでも追及してきた「本学におけるFDとは何か」について,原理的・批判的な考察を加えることを目的とし,「FDを問う― 批判と問題提起 ―」という講演会を企画しました。講師には九州産業大学国際文化学部准教授の藤田尚志先生(哲学)をお招きしました。
 藤田先生は,『「やる気を引き出す」とはどういうことか?』という題目でご講演くださいました。もはや「分人」とも表現される人々の中に大学教育が培おうとしている「主体性」や生きる力に代表される「〇〇力」とはそもそも何なのか。ポストフォーディズムやハイパーメリトクラシーと呼ばれる現代社会の入り口としての大学の役割は何か。御専門である哲学的視点に基づき,根本的で重要な問いを示されました。それと同時に,「遊び」「カフェ」「小商い」といった身近にあるキーワードを端緒として,急激に変化する社会の中にある大学教育のあり方を立ち止まって考えるための材料を提供してくださいました。かみ砕かれた説明やユーモアに富んだ具体例がふんだんに組み入れられており,教職員の両方から理解がすすみ思索が充実したという意見が寄せられました。また質疑には学問的立場と大学現場の実情を基に丁寧にお答えいただきました。
 ご講演の全体を通して「各教員が(FD自体に関しては素人であっても)自らの専門分野の知見を持ち寄る」という大学の本質を活かすことこそFD活動なのではというエールが込められていると感じました。そしてこれからも本学が学生教育を充実させるためにどのような空間や時間をデザインすべきなのか,新たな視点を得て探求するきっかけをいただきました。

【注】FD(ファカルティー・デベロップメント)とは,大学教員が教授能力等の向上を目指して取り組む組織的な研修活動のことです。

学内合同企業説明会を開催しました。

2018030602

 3月1日に就職活動が解禁され,本学でも3月4日(月),民間企業へ就職を目指す学生たちに向け,福山市内の企業など52社の参加による合同説明会を学内(学生食堂)で開催しました。
当日は学部3年生を中心に約120名の学生たちが参加し,採用情報や企業情報を熱心に聴き,積極的に質問する姿が多数見られました。

 参加した学生からは,親切で的確な説明を受け,企業に対する理解度が深まったとの声も聞かれました。
ご参加いただきました企業の皆さまにおかれましては,年度末のご多用のところ,本学学生のために貴重なお時間をいただきましたこと,深く感謝申しあげます。

運営協議会を開催しました。

運営協議会

 福山市立大学では,大学の運営に関する重要事項について広く学外からの助言・提言を受けるため,有識者で構成する運営協議会を設置しています。
 2月26日に平成30年度の協議会が開催され,福山市立大学の法人化を議題として活発な意見交換が行われました。
 最後に,藤井基博会長より,協議結果を踏まえ,特徴のある大学となるよう取組を行うこと,法人化や大学の将来像についてのPRや情報発信を行うことなどの提言・助言がまとめられ,学長に伝えられました。