2021年3月 1日

　 2月27日（土），教職員の方々27人の参加を得て，「備後圏域の学校におけるESD・SDGs推進セミナー」をオンラインで開催しました。
備後圏域においてユネスコスクール加盟やESD（持続可能な開発のための教育）・SDGs（持続可能な開発目標）に関心を持つ学校に対し，
都市部及び島嶼部に位置する学校におけるESD，SDGs，ユネスコスクールに関する活動の先進事例を広く共有し，同圏域のネットワーキング
を促進することが開催目的です。開催にあたっては2020年度文部科学省「ユネスコ未来共創プラットフォーム事業」の支援をいただきました。
　セミナーでは，本学都市経営学部上別府隆男教授（コーディネーター）が開催趣旨及びユネスコスクールの現状について説明した後，
福山市立幸千中学校教頭新谷陽子先生と尾道市立瀬戸田中学校校長中尾和彦先生から実践報告をしていただき，講評を玉川大学教育学部
小林亮教授からいただきました。意見交換は，自分の学校の取組をその特色を生かしながらESDやSDGsの概念で再整理すること，地域に
豊富に存在する人，物，文化などの資源（リソース）を見つけ取り込み生かすこと，ユネスコスクールを持続可能にするために意識を
醸成し体制を作ることなどについて活発に行われ，盛会裏に終わりました。