2022年9月14日

　8月21日，茶道部は福山市立大学の家庭科調理室で地域の茶道関係者，茶道部のOBを招き，和菓子作り講習会を開催しました。

　

　茶道部は，茶道を学び日本の伝統文化に触れることを理念に活動しています。毎週のお稽古に加えて，長期休暇期間には特別遠征や講習を開講しています。今回は福山市の和菓子製菓の老舗である，菓匠福富さんにご協力頂き和菓子作りを体験する会を行いました。

　講習会では本職の和菓子職人さんが和菓子の名称や歴史を説明しながら，見事な手つきでお手本のお菓子を製菓していました。その後，職人さんの助言を受けながら参加者が和菓子を作りました。今回の和菓子は，お干菓子，きんとん（萩），練り切り（桔梗）の三種です。（上記写真参照）

　

　　

　茶道部代表の後神未来さんは以下のとおり述べられました。

　「和気あいあいと和菓子作り講習会は進み，お手本を参考に各自思い思いに和菓子を作り上げました。和菓子の形や模様を均等にすることはとても難しく，普段何気なく頂いている和菓子に込められた数々の努力や情熱を改めて実感しました。今回はコロナ禍により衛生管理や消毒により配慮した形での開催になりました。次回は学内の学生・教員限定で野点（野外でお茶を立てる）を開催する予定です。皆さんにお茶を楽しんでもらいたいと考えています。」