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地域連携ニュース
2024年7月 4日
2024年6月22日(土)~23日(日)に、本学都市経営学部宮前ゼミの学生4名が能登半島地震の被災地七尾市中島町でボランティア活動を行いました。関西学院大学ヒューマン・サービス支援室、認定NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク、西宮市社会福祉協議会、のと復興人足隊と合同で、仮設住宅の戸別訪問ならびに交流イベントに参加しました。
1日目は仮設住宅で戸別訪問を行い、住民のみなさんの日常の困りごとなどに耳を傾けました。ご自宅が被災し、いまもなお片付けをしておられる方や、体調が悪く髪の毛を切りに行くことさえできない方などがおられ、継続的な支援の重要性を感じました。
2日目は豊田集会所での地元老人会の方々との交流会(スカットボール大会)と、新町会館での交流イベントを行いました。住民のみなさんは学生ボランティアとの交流を心待ちにしてくださっていたようで、とても喜んでもらいました。「こんなにたくさんお話できたのも久しぶり」とも言っていただき、わずかな時間でしたが、少しでも心が安らぐ時間になったのではないかと思います。
2日間と限られた日程でのボランティアでした。わたしたちは福山に帰って日常に戻ることができますが、被災された方々はいまもなお様々な困りごとを抱えながら生活されています。宮前ゼミでは今後も継続して被災地でのボランティア活動を展開したいと考えています。(文責:宮前良平)