福山市立大学
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地域連携・国際交流・研究

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地域連携ニュース

福山市役所職員を対象とするSDGs研修会において、上別府隆男教授が講師を務めました

2025年1月 6日

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 20241218日(水)、福山市役所職員を対象とするSDGs研修会「持続可能な福山市とSDGs:政策決定において様々なステークホルダーの参加と透明性を伴ったパートナーシップ推進のためには」が福山市立大学で行われました。講師は昨年に引き続き都市経営学部の上別府隆男教授が務め、市役所の各部署から25名の参加がありました。

 福山市は2023年、政府からSDGs未来都市*に選定され、福山市SDGs未来都市計画を策定しています。この研修は本計画の一環で、SDGs推進や普及の中核を担う市役所職員を対象としています。

 本研修は、作業を通じてSDGsの内在化(ビルトイン)を図るため、SDGsの目標1616.6、16.7)と1717.17)が行政に対し政策決定において様々なステークホルダー(市民、企業、市民社会など)の参加と透明性を伴ったパートナーシップを推進することを求めていることに注目し、SDGsスタイルである分野横断を意識しながら、政策・施策の構築・推進を考えることが目的とされました。

 事前の準備として、参加者は、それぞれの所掌の中で、これから市民や市民社会の参加がより必要である、または参加を推進してみたいと考える政策または施策を1つ選び、どのようなステークホルダーにどのように参加をなぜ(どのような趣旨・目的で)促すのか、のアイデアを1枚のメモを作成。参加者はグループに分かれて、このメモをまず共有した後、各グループで選んだ2つの政策・施策について討論を行いました。討論では、防災訓練への参加者増加、離島振興策、通学路の安全強化など多様なトピックについて意見が活発に交わされ、盛会裏に終わりました。

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SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として国が選定する制度(福山市ホームページより)

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