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地域連携ニュース
2026年1月29日

CVDイベント2代目リーダーが残したもの
2025年12月21日(日)の午後、福山市立大学小松安弘記念館で高校生と学生の交流イベントCampus Visit Day(以下、CVDイベントと記載)が行われ、高校生50人と保護者19人の参加がありました。このイベントは、本学のオープンキャンパス・ワーキンググループ(以下、OCワーキングと記載)(注1)の学生たちが企画・運営をすべて行い、冬のオープンキャンパス(クリスマスバージョン)と位置付け実施したもので、昨年に続き2回目となりました。このCVDイベントの2代目リーダーが都市経営学部4年生の小畠琴鈴さんです。
彼女は2年生でOCワーキングの代表を経験し、その後は高校へ出向いての大学ガイダンス(高校生への)にも精力的に参加をしてくれた学生です。そしてこの度、「CVDイベントどうする?」と持ち掛けた時には「私たち4年生にやらせてください」と力強く応えてくれました。このことがとても印象に残っており、今回の探訪で彼女の決意は何かを探りながらOCワーキングの活動の魅力に迫りたいと思います。

大久保
CVDイベント実施の相談を持ち掛けたとき、間髪入れず「4年生にやらせてください!」と返ってきましたね。"私が責任もってやります"という迫力を感じました。その決意というか意欲はどこから来ているのでしょうか?
小畠
昔から、出しゃばりなところがありますから(笑)。それと、昨年のリーダーだった愛菜さん(注2)がやってきたことをずっと見てきて、あのようになりたいと思っていました。愛菜さんは周りを巻き込み、やる気を引き出す声掛けをし、親しみやすいリーダーでした。同じようにはできないけれど近づきたいな、と思っていました。
大久保
その愛菜さんが言ってました。「初回は形をつくればいいところがあったけど、2回目からは内容が求められる。1回目よりいいものをしなければ、というプレッシャーが絶対あったと思う」と...。
小畠
そうですね。OCメンバーの学生数、高校生の参加者数も1回目よりも増やしたい、内容面でも高校生が不安に思っている入試のことをしっかり取り上げていきたいと思って企画をしました。
大久保
イベントが終わり解散したあと、私のところへ女子高校生がやってきて「このようなイベントを企画していただき、ありがとうございました。すごくモチベーションがあがりました、受験勉強、頑張ります」と言って帰っていったのを思い出しました。「学生たちがぜんぶやったんですよ」と伝えましたが、何が高校生に届いたと思いますか?

小畠
"高校生のために何かしてあげたい"という目標を一つにして、みんな接していったことだと思います。高校生が知りたいと思うことや不安に感じていることを想像して、自分の体験に置き換えて話をすることができる、そんなOCワーキングのメンバーたちです。
大久保
ホスピタリティ溢れるワーキングの学生たちですね。
小畠
そうだと思います。そして、高校生のそのような声が私たちの達成感・満足感になっています。だから「次もやりたいな」「もっといいものを届けたい」という意欲になっています。
大久保
いいものというと、小畠さんのプレゼン(都市経営学部の紹介)は、「授業のリアルな様子を知ることができ、とても参考になった」という声があり好評でした。
小畠
今まで何回も高校生の前でプレゼンをしてきましたが、今回の準備をするにあたり、渡邉先生(都市経営学部長)のところに行って、あらためて都市経営学の特徴を聞いて準備をしました。他のプレゼンテーターの学生たちも自分の言葉で伝えようと、最後まで原稿と向き合っていたと思います。
大久保
そういえば、OCワーキングのプレゼンをしてくれた学生たちは、小畠さんが選んだんですか?1年生もいたよね。
小畠
1年生は自分で「やらせてください」と手を挙げてくれました。すごいですよね、私以上です。
大久保
そうですか、後輩たちもあなたの背中をみて育っているんでしょう。あなたがそうであったように...

OCワーキングの活動は、先輩から引き継いでいる成功体験や学年・学部を越えて緩やかにつながる関係性に支えられています。そしてそこから湧き出る内発的モチベーションが優れたホスピタリティを生んでいるように思います。小畠さんは、まさにこのことを体現してくれた2代目リーダーでした。
高校生の皆さん、このようなOCワーキングの学生たちと年齢を越えて緩やかにつながってみませんか!待ってますよ。
注1)例年、7月に2日間開催する福山市立大学のオープンキャンパスを企画・運営する学生団体で、毎年メンバーを募り組織されています。今年のメンバーは118人で、今回のCVDイベントはその中の有志22人によって企画・運営されました。 注2)2025年3月に都市経営学部を卒業した眞谷愛菜さん。コロナ感染で中断していたオープンキャンパスを再開させたOCワーキングの代表であり、2024年12月の第1回CVDイベントのリーダーを務めました。