お知らせ
2019年10月21日
平和教材の紙芝居「被爆アオギリ物語 そばにいるよ : いっしょにあるいていこう」を展示しています。
この紙芝居は,2006年に本学教育学部の大庭三枝准教授が福山市立女子短期大学保育科の学生たちと制作したものです。英語とフランス語にも翻訳され,命や平和の大切さを伝える教材として日本や世界の子どもたちに読み聞かせが続けられています。
7月には大庭准教授が取り組んでこられた研究や活動に対し,OMEP(世界幼児教育・保育機構)のESDアワード2019( Education for Sustainable Development Award )が贈られました。
紙芝居のテーマとなった「被爆アオギリ」は広島市の平和公園に現存し,取れた種から育てた苗木の「被爆アオギリ2世」たちも国内のみならず世界で成長して,私たちに平和の大切さを伝え続けています。
また,今回の展示にあたって,広島市平和推進部の被爆樹木保存活動を支援されている「緑の伝言プロジェクト」より,被爆樹めぐりのポスターとマップを提供していただきましたので,あわせて展示をしています。
本学から世界に向けて発信されている平和教材を見ていただき,幼児期における平和教育の大切さについて考えるきっかけとなればと思います。