福山市立大学
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学部

Undergraduate

教員紹介

大庭 三枝

人間は表現する力を持って生まれてきます。

あなたの素敵な表現力を磨き,子どもの表現が輝く瞬間をともに感じることのできる心と体と頭を鍛えましょう。そして,子どもの(大人も)心が動く表現教材を一緒に作ってみませんか。

名前 大庭 三枝(おおば みえ) 担当授業
  • フランス語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
  • 健康・スポーツⅡB二上り
  • 保育内容(表現A)
  • 運動・身体表現活動Ⅰ(基礎)
  • 運動・身体表現活動Ⅱ(応用)
  • 保育表現研究特論
  • 教育実践学特講Ⅳ
職位 教育学部 児童教育学科 准教授
学位 教育学修士
専門分野 表現教育学,保育・幼児教育学
研究シーズ (2022年度版)

※以下の項目は「researchmap」よりご覧いただけます。

  • 研究分野
  • 受賞
  • 所属学協会
  • 経歴
  • MISC
  • 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 委員歴
  • 担当経験のある科目(授業)

担当授業

フランス語Ⅰ・Ⅱ

 自己および身近な状況など日常的な事柄に関する基礎的な聴解力・会話力・読解力・文書作成力の4分野にわたるフランス語能力を身につける。社会言語として実践的な場面における意思疎通を可能とする語学力を身につけるため,フランス語成立の背景となっている生活・社会文化や地理歴史などを映像を交えて学習しながら,基本的な語彙・文法・表現(口頭・文書)を反復練習する。使えるフランス語習得を目ざし,日本人が苦手とする聴解力・口答表現力を重点的に鍛える。

フランス語Ⅲ

 フランス語Ⅰ・Ⅱの基礎を4分野において運用確実なものにする。続いて、様々な時制における表現や応用的な表現を習得し、実践的な場面における意思疎通を円滑に行う語学力を身につける。フランスに関する現代的話題や事象も学習しながら,発展した語彙・文法・表現(口頭・文書)を反復練習し、実際に使いこなせるフランス語コミュニケーション力の習得を目指す。

健康・スポーツⅡB二上り

 生涯スポーツとして,また社会人として関わりを持つ可能性の多い種目や福山市の公共施設を有効利用した,複数のコースの中からひとつを選択し,その競技特性について,実践を通してより専門的に学ぶ。二上りおどりでは,福山の伝統や歴史について複合的に学び,講師や地域の人と接する中で,社会の一員としての立場を理解し,マナーや規則の重要性について,理解することも目的とする。

保育内容(表現A)

 豊かな自己表現ができる子を育てるために,保育者として幼児の表現発達段階を理解し,心の動きを柔軟に感じ取り共感できる感性を身につける。学生自身も表現者として,保育現場で豊かなコミュニケーションが図れるよう様々な身体技能(姿勢,歩き方,手話など)と表現技術(発声,歌,紙芝居,劇など)を習得する。協同的作業を通じて仲間との連携,報告・連絡・相談・確認といった組織的活動を円滑に進めるための基本的な行動を身につける。相互評価方法と学外実践を活用し,切磋琢磨しながら自身の表現力を向上させる。

運動・身体表現活動Ⅰ(基礎)

 身体運動の基本となる姿勢・歩き方など生活動作の正しい形を身につける。幼児の発育・発達に応じた様々なオリジナル運動・身体表現あそび教材を実践し,季節や年間行事等を反映した教材展開と教材開発,具体的な指導・援助の方法を習得する。また,身近な素材からあそびを発展させる工夫(ペットボトルから「カッチンくん」)や地域の伝統芸能活用法(二上りリズム)を学ぶ。運動あそび指導技術を構造化した相互評価方法や学外実践を活用し,学生相互が切磋琢磨しながら主体的・協同的問題解決スキルを向上させる。

運動・身体表現活動Ⅱ(応用)

 幼児の心身の総合的な発達に寄与する発展した運動・表現あそびについて,発達段階や運動要素に応じて学習し,小学校との接続を見通した運動・表現活動を保育に織り込む技術および,子どもが主体的に取り組むための適切な指導や環境作りができる保育構想力を身につける。豊かに自己表現ができ運動が大好きな子を育て,体を使って遊ぶ力を子どもたちに保障するための保育・教育技術を習得する。相互評価方法や学外実践を活用し,学生相互が切磋琢磨しながら主体的・協同的問題解決スキルを向上させる。

保育表現研究特論

 幼児・児童期における表現あそびは身体発達のみならず,リズムや音感,言語の獲得,関係性の構築といった様々な分野の発達と密接に関連していることを解説する。日本およびフランスを中心とした諸外国の表現あそびを取り上げ,国際比較を行う。様々な生活文化を背景として形成された表現あそびの構造を理解し,保育・教育計画での位置づけ,保育・教育現場への活用や展開方法についても実践的に考察し,その技術を身につける。人間が発達していく上で,原初に現れる表現活動を,持続的に自ら発達させることのできる子どもを育てる視点を養う。

教育実践学特講Ⅳ

 本講義では,幼児期から児童期における運動機能と身体表現の発達段階の関係および背景となる生活文化に関する深い洞察を基礎に,表現活動分析を基軸として幼児期から小学校へつながる保育内容・教育内容研究を行う。具体的にはフランスの初等教育現場(保育学校・小学校)における「表現」指導法と比較分析しながら,指導観・教材観を構造的に検討する。就学前から小学校における発達を多様な観点から捉えながら,接続期(アプローチ,スタート)カリキュラムとこの時期に適した教材と指導法について実践事例から検討する。

教員紹介

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