Undergraduate
教員紹介
理科は,自然の不思議を解き明かしていく教科であり,子ども達も大好きな教科です。
理科を通して身につける探究の方法論は,学校の勉強のみならず,社会生活においても必ず役に立ちます。
名前 | 山中 真悟(やまなか しんご) | 担当授業 |
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職位 | 准教授 | ||
学位 | 博士(教育学) | ||
専門分野 | 理科教育 | ||
研究シーズ | (2022年度版) |
※以下の項目は「researchmap」よりご覧いただけます。
本講義では、小学校理科の授業を行うために必要となる科学的な知識および観察・実験の技能を学ぶことを目的とする。小学校理科は身近な自然現象に関する疑問や発見を出発点としており、できる限り教科書の内容と日常的な題材との関連を取り上げる。
本講義では、「小学校理科における教育目標(育成すべき資質・能力や人間性等)の理解」、「背景となる学問領域(物理、化学、生物、地学)までを見通した学習内容の理解」、「主体的・対話的で深い学びを実現するための指導理論の理解」、「観点別評価等の評価方法の理解」といった基本的な理解に基づき、小学校理科の授業実践ならびに授業改善ができるようになることを目的とする。このため、それぞれに関する基礎知識を学ぶとともに、実際に学習指導案を作成し、模擬授業とその振り返りを実施する。
この授業では、小学校段階で学ぶべき観察・実験の中でも本質的かつ簡単な実験や実習を行いながら、理科実験の方法や機材の取り扱いの基本を学ぶことで、将来児童を対象に自信をもって指導できるようになることを目指す。
本講義では,理科授業を立案・実践するための素質を養うため,学習指導案の立案や模擬授業を中心に行う。また,地域的な特性を生かす方法や,理科と他教科との隣接領域に属するさまざまな事象をいかに教材にするかを学生自身が自らの力で考えていくような,活発な議論の場を設けていく。