Undergraduate
教員紹介
民間の児童養護施設に18年間勤めました。児童福祉の現場で実践を行ってきたものとして、
福祉や教育の現場で活き活きと仕事ができる実践者を育てたいです。
福山市立大学に入学した学生に、私が感じてきた現場の魅力を伝えながら、なぜ教育者や保育者といった対人援助職に就きたいとの思いをいだいたのかのという根本問題を学生一人ひとりと見つめ、この仕事の価値を見出すとともに、自己覚知を促せるよう教育をしたいと思います。
名前 | 野口 啓示(のぐち けいじ) | 担当授業 |
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職位 | 教育学部 児童教育学科 教授 | ||
学位 | 博士(社会福祉学) | ||
専門分野 | 社会福祉学 | ||
研究シーズ | (2022年度版) |
※以下の項目は「researchmap」よりご覧いただけます。
少子高齢社会の子育て支援の在り方を考える。具体的には、1.児童虐待への学びを深める。2.社会的養護への学びを深める。3.社会的養護を含めた多様化する家族を地域で支える子育て支援についての学びを深める。これらを受けて今後の子育ち、子育て支援の課題について検討する。
相談援助の方法と技術について概説し,相談援助事例のグループワークを行う。1.相談援助について概説する。2.相談援助の方法と技術について概説する。3.相談援助の具体的展開についてグループワークを行い,理解を深める。4.保育におけるソーシャルワーク事例についてグループワークを行い,事例分析を行う。
まず,現代社会の子どもと家庭の現状を理解する。そして,子どもの権利擁護の歴史と児童の権利条約の内容を理解して子どもの最善の利益の保障の意義と責務について考察する。そして子ども家庭福祉の法律,実施体制,サービスの概要を理解する。さらに,健全育成,子育て支援,養護問題,ひとり親家庭問題,障害児支援,非行の問題,母子保健の問題などの個別の問題について考察し,これからの子ども家庭福祉の課題を展望する。
保育相談支援について概説し,保育相談支援事例のグループワークを行う。1.保育相談の支援の意義と原則について概説し,グループワークを行う。2.保護者支援の基本を概説し,グループワークを行う。3.保育相談支援の内容や方法を概説し,グループワークを行う。4.保護者支援事例についてグループワークを行い,事例分析を行う。
社会福祉問題は特殊な人々に生ずる特別な問題ではなく,日常生活を送る上で誰でもが抱える問題である。子育て支援においても,子育てを地域全体の課題としてとらえ,子どもと親たちを見守り,支援することが求められている。住み慣れた地域社会の中で,社会関係を保ちながら,自分らしく生活がおくれるよう,様々な機関・施設や様々な専門職そして住民が連携して,福祉サービスを必要としている人々の生活を支えていることを明らかにする。
歴史の変遷の中で家族と家族を取り巻く環境がいかに変化してきたか、現代家族が抱える問題は何か、家族とその課題をいかに分析するか、家族に関連する福祉政策そして制度、地域の子育て支援はどのようなものがあるかを理解します。家族の定義からはじめ、伝統的家族の維持そして崩壊といったテーマから、家族危機、そして家族を理解するさまざまな理論を紹介します。そして家族援助の具体的なスキル、知識、情報が身に付けられるようにします。