Undergraduate
教員紹介
保育者・教師は子どもの発達に影響を与える存在です。
だからこそ,高い専門性が求められます。保育とは何か,保育の制度,歴史そして現在の子どもを取り巻く社会状況を学びながら,子どもを育てることの尊さを理解し,一緒に保育・教育の専門家を目指しましょう。
名前 | 上山 瑠津子(うえやま るつこ) | 担当授業 |
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職位 | 教育学部 児童教育学科 准教授 | ||
学位 | 博士(心理学) | ||
専門分野 | 幼児教育学 | ||
研究シーズ | (2022年度版) |
※以下の項目は「researchmap」よりご覧いただけます。
保育制度について,とくに幼稚園制度,保育所制度,認定こども園を主たる内容とする。そのなかで,制度の歴史的変遷,幼保二元体制の背景,幼保一元化・一体化や保育制度改革の動向,保育の質や子どもの権利,保育者に関わる問題などを取りあげ,日々の保育と保育制度のかかわりや保育制度の課題について考察する。
保育の意義と理念,乳幼児の発達,保育や子どもを取り巻く社会的状況,さまざまな環境における保育,保育の思想や歴史,保育内容や保育方法,保育・乳幼児を取り巻く社会的状況など,保育に関する基本的事項を取り上げ,保育の学習・研究の基盤を築いていく。
1)個々の学生が作成してきた「履修カルテ」により,これまでの学修全体を振り返り,教職の意義・人間関係・子ども理解・学級経営・保育内容の指導力などの重要な個別テーマによる事例検討,討議をとおして保育者としての資質・能力の形成を図る。
2)小学校の生活科の授業を見学し,幼児期から児童期の発達の連続性や保幼小連携のあり方,接続の課題について考察する。|3)福山市教育委員会・保育課,教育学部教員等の協力を得て,保育・幼児教育を担う保育者として求められる実践力や人間性,専門性について考察する。また,保育実践や保育の学修に関わる研究発表等を学生が協働して行うことをとおして,保育者としての資質・能力を養う。
保育者という職業の意義や特色,資格や任用,子どもや園生活と保育者との関わり,保護者や地域,専門機関との連携,保育者の研修,専門性など,保育を担う専門家に関わる事項を取りあげる。学生が自らのめざす保育者像を明確にし,それぞれの進路選択に資するよう,保育職に関わる最新情報も紹介していく。
事前指導では,幼稚園教育実習の意義,目標および実施方法を具体的に取りあげ,実習に向けての準備や心構えを系統的に進めるとともに,実習に向けて自己課題を明確にする。| 事後指導では,実習中に出会った諸問題について発表・討議し,実習体験を省察する。