Undergraduate
教員紹介
当然のことではありますが、
心理学に関係する現象は私たちの身のまわりにあふれています。
教育の現場に限っても、何かを学んで「わかる」とはどういうことか、学びに打ち込む状態が生じるにはどのようなことが大事か、子どもたちが学びあい成長していくときの心理的プロセスはどのようなものか・・・すぐには答が見つからないものが多いですが、研究の蓄積を吸収しつつ、問い続けること、考え続けることが大事ではないかと思います。
名前 | 松尾 浩一郎(まつお こういちろう) | 担当授業 |
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職位 | 教育学部 児童教育学科 教授 | ||
学位 | 博士(心理学) | ||
専門分野 | 発達心理学 | ||
研究シーズ | (2022年度版) |
発達心理学の代表的な理論や主要な研究を解説し,遺伝的要因と環境的要因から心の発達がどのように形作られていくのかなど,発達心理学の基本的な内容,考え方について講義する。また,乳児期・幼児期・児童期・青年期・成人期・老年期の各発達段階の心理的特徴について,日本の現状と教育に関連づけながら説明する。授業内で,ペア学習,グループ学習等の協同学習の時間を設け,受講者の学びが主体的・対話的なものになるように配慮する。
発達に関する研究を紹介し,幼児期から児童期,青年期に至る発達過程について理解を深め,発達心理学の現代的課題について検討していく。研究法についての知識と技能を一定程度習得するために,学生による問題意識の発表や文献報告の場を設ける。学生の関心に即した初歩的な調査を実施し,倫理規定など心理学がふまえるべき事柄について知識を得るとともに,研究成果の発表の仕方についても学習する。