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お知らせ 2023年11月17日
都市経営学部(横山ゼミ)卒業生の中田憲伸さん(現在:大阪公立大学大学院所属)が,11月10~12日に岩手大学で開催された日本都市計画学会2023年度全国大会にて研究発表を行いました。
発表題目は「内水氾濫被害低減を目的とした浸透池の配置に関する研究―広島県福山市手城川流域中下流部を対象として―」で,昨年度に卒業研究として取り組んだ内容を投稿したものになります。学術委員会による審査を経て採用され,同時に都市計画論文集第58巻3号に掲載されています(リンクはページ下部に掲載)。
具体的な内容は,近年の降雨量増加に伴い頻発している内水氾濫被害に焦点を当て,福山市の手城川流域を対象に様々なケースの洪水シミュレーションを実施し,洪水対策技術の1つである浸透池の効果的な配置を考察した内容となっています。当日の発表では,導入時のコスト等について質疑応答が行われました。本研究の遂行にあたっては,福山市上下水道計画課様にデータを一部提供いただきました。感謝申し上げます。
(左から順に)
写真1:発表の様子
写真2:学会会場にて(左:横山講師,右:中田憲伸さん)
写真3:洪水シミュレーション結果の一例
【論文URL】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/58/3/58_1407/_article/-char/ja
【問い合わせ先】
都市経営学部講師 横山真