10日目の7月17日(月)です。2週目はとても天気の良い日から始まりました。午前中の英会話の授業は、週末の振り返りから始めます。土日に訪れたデナリ国立公園やチェナ川で撮ったベストショットを見せ合いながら、振り返りました。今日の英会話のテーマはアラスカの植物栽培についてです。夏が短く涼しいアラスカでどのように野菜や果物の栽培やガーデニングを楽しんでいるかをJoeとEydenから教えてもらいました。
英会話の後半は大学内にあるコミュニティガーデンに足を運びました。ここでは学生やフェアバンクス市民がガーデニングを楽しんでいる場所です。とても綺麗な場所でしたが、意外と日本と同じ果物や野菜が植えられており、興味津々で見学しました。
今日の午後は盛りだくさんのツアーで、まずは永久凍土トンネルに向かいます。中の気温はおよそ-20℃なので、本格的な防寒着を貸してもらい、見学を行いました。約4年前の地層、半分埋まっているマンモスの化石、巨大なアイスウェッジ等、地球の悠久の歴史を目の当たりにすることができる場所でした。改めて貴重な体験をしていると感じます。
次はポーカーフラットというロケット発射場を見学します。冬にオーロラ観測用のロケットが多く打ち上げられる場所で、同じような施設は他にノルウェーにしかありません。施設の説明を受けた後、発射ボタンや発射台を見学しました。
フェアバンクスへの帰り道には、アラスカ・パイプラインに寄りました。アラスカ州を縦断する約1300kmのパイプラインで北から南に向けて石油を運びます。アラスカ特有の永久凍土や地震の影響を受けないようによく考えながら作った施設で、建設には日本の技術も使われています。
夕食は、Big Daddy's BBQに向かいました。アメリカンな雰囲気のお店で、味付きのチキンやサラダ等をいただきました。
いつもならばこれで終わりですが、今日は最後に野球場に行きます。Fairbanks Gold Pannersの応援です。試合は残念ながら負けてしまいましたが、会場アナウンスで「Fukuyama City Universityの皆さんが応援に来てくれました」と紹介してもらったり、各自グッズを購入したり、楽しい時間を過ごしました。
これにて長い10日目、終了です。明日以降もアラスカの生活に触れつつ、楽しいアクティビティが続きます。