実習4日目の7月11日(火)です。今日は授業が始まる前に何人かでキャンパス内にある湖まで朝釣りに行きました。初めて竿を握った人がほとんどで苦戦しましたが、皆でニジマスを一匹釣ることができました。釣れなかった人は明日以降にリベンジです。
英会話の授業2日目は、昨日の振り返りから始まります。「Nature History of Alaska」の講義で分からなかったこと等をJoeとAydenに英語で質問し、確認を行いました。次は午後の授業に向けて、UAFで見られる動物について英語で学びます。Joeに一通り説明してもらった後、実際に探しに行きました。1時間ほど探して見つけた動物を写真に撮り、最後にその結果を紹介し合います。この時間内には、リスやネズミが見つかったようです。ちなみに朝釣りの時にはキツネやビーバーも見ることができ、UAFがいかに自然に囲まれているかが分かります。
午後の1つ目は、「Alaskan Mammal」の講義です。昨日と同じくSmith先生から、アラスカで見られる主な動物とその生態について、本物のMooseやCalibouの骨や角を見て触りながら学びました。これも普段の講義ではできない貴重な経験です。説明の後は各々分からなかった話について念入りに骨を触って確認したり、もっと知りたいと思う話をSmith先生に尋ねたりしていました。
午後の2つ目は、「Large Animal Research Station」を訪問しました。ここでは研究や保全のため、MuskoxやCalibou等が飼育されています。1000ポンド近い重さの大きいMuskoxから小さい赤ちゃんCalibouまで色々な動物を見ることができ、学生たちはことあるごとに驚きの声を上げていました。
午後の3つ目は「Creamer's Field Migratory Wildlife Refuge」を訪問し、敷地内を案内してもらった後にそこで夕食をいただきました。ここは市民ボランティア達が中心に活動している自然保護区で、様々な野鳥を見ることができる場所です。チームに分かれガイドさんと一緒に探して歩きましたが、風の強い日であったせいか、あまり多くの鳥を見ることはできなかったようです。夕食はハンバーガーやホットドッグ等をいただきました。学生たちは食事をしながらそれぞれのガイドさんと色々話しており、中にはガイドさんが取った動物の写真で作ったカレンダーをもらった人たちもいました。
4日目も相変わらず盛沢山でしたが、夜は少し時間の余裕があるため、皆疲れを取るため早めに休みます。明日はアラスカの民族がテーマです。