肌寒かった昨日と打って変わり、今日はさわやかな晴天です。
午前の英語教室には、アラスカ大学日本語学科のDvid Henry教授夫妻が参加してくださいました。
午後の講義は、アラスカ大学博物館のAngela Linn博士によるアラスカ先住民についての講義でした。アラスカには、エスキモーやインディアンと総称される先住民が20以上居住し、それぞれが独自の文化を持っています。また、今から約1万年前の旧石器時代には、アラスカやアリューシャン列島、日本でまったく同じ形の銛や石器を使っていたことがあり、日本と文化的な共通性もあります。英語で行われた講義では民族名や地名がたくさんでてきましたが、学生たちは配布資料も見ながら頑張って聞いていました。
講義後は、博物館へ見学に行きました。 普段は一般には公開されていない収蔵庫や、充実した研究室など博物館の心臓部とも言えるバックヤードを案内していただきました。一般公開されてる展示場入口にはグリズリベアーの剥製が立って歓迎しています。博物館の売店には、先住民が製作した彫り物や小物などが多数販売されています。学生たちも、ここでしか入手できないお土産を買ったようです。
夕食後は、明るい日射しと青空の下、植物園で開催されたブルーグラスバンド「Brochhead heaters」の青空コンサートを楽しみました。演奏後、お礼に折りヅルを差し上げました。楽しいひとときとなりました。(F,S)