5日目:北極域の科学

7月11日(木)、早朝に雨が降ったものの、森林火災の煙は濃く漂ったままです。

本日の午前中は、いつものように英会話の授業。
今日はDanのクラスとJoeのクラスの合同授業で、昨日出された課題を披露しました。その「課題」とは、2人一組となって好きな歌を選び、「なぜその歌が好きなのか」「他の人に勧める理由」などを英語で紹介する内容です。わずか一晩の間だけでしたが、学生たちは話し合って選曲をし、どのように紹介するのかをまとめ、授業に臨みました。アラスカという英語圏に来てまだ5日目にすぎない状況で、うまく英語で表現し、どうどうと発表していました。
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午後は赤祖父先生の講義「北極域の科学」です。オーロラの写真を交え、昔の人たちがオーロラをどのようにとらえていたのかや、オーロラの仕組みについて紹介していただきました。また、全球的な気候変動にも触れ、科学的なものの見方・考え方について話していただきました。興味をひかれた学生たちも多く、終了時刻をこえて質問をしていました。
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その後、寒冷地住宅研究センターに移動し、極域に適した建物について紹介していただきました。寒い外気をいかに屋内に持ち込まないか、密閉した環境で熱をむだに逃がさず換気を行う方法など、様々な工夫が実例をもとに解説され、特に建築関係を勉強している学生にとって貴重な話となりました。
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当初は、屋外にあるボタニカルガーデンでBBQの夕食をとる予定でしたが、森林火災の煙のため、屋外での行事はとりやめとなりました。その代わり、大学の建物内に、Caribouのハンバーガーを用意していただき、アメリカらしいBBQを楽しみました。また、夕食後はコンサートに行き、アメリカの日常生活の一端に触れることができました。
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このページは、2019年7月12日 14:26に書かれたブログ記事です。

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